#週刊少年サンデー 2023年16号感想
#ラストカルテ
あらゆる動物の死に際に突然その動物の歩んだ人生の物語が挿入されるのがこのマンガの最強演出パターンですが、今回の「ウォンバットのウンコの散り際の様子」はそれのセルフパロディですね。良いと思います。現代日本でウンコの散り際を描いたマンガが読めるのは、おそらく「ラストカルテ」だけです。
このマンガもセルフパロディが通用するレベルにまでサンデー読者に浸透してきたと思うと、連載開始当初から読んで応援していた身としては嬉しくなりますね(古参ポーズ)。
本編の方は、達美先生にやたらツンツンしていた雪裡先生が実はデレデレだったという、おそらく全ての読者が想定していたであろうお約束なオチでしたが、あのレベルになるともはやデレデレというよりはヤンデレの方が表現的には近そうなので、達美先生の今後の人生が心配です。達美先生の人生の物語が挿入されるような展開にならないと良いのですが。