最近、電車でセンスのない写真上に「侍JAPAN」や「日本のなんとか!」(はっきり覚えていないが)とか、言う悪趣味な文字がずっと踊っているのを見て何事か、と時折思ってはまた忘れる、ということを繰り返していたが、WBCなる野球大会をやっていたのか!
私も実は大学時代野球をやっていたので、別に野球をするのは嫌いではないが、野球を「観る」のはとんと興味がなく、日本のプロ野球選手も野茂くらいまで遡らないと同定できない。
「ナショナリズムを煽る」と言挙げするのも大人げない気もするが、やはり「侍」と「野球」は関係ない。大体米国から輸入されたスポーツだし。
野球が盛んな国はすべて米国が軍事占領したことがある。占領した海兵隊員から伝わった。(日本は例外で戦前からある。ただし米国に占領された(いる)ことは同じ)。
他は基本サッカー。が、FIFAも五輪も巨大な国際利権と化して、もはや汚職まみれの一大ビジネスであることは世界の常識。
ローマ帝国(正式名称SPQR)の「パンとサーカス」は「市民」から政治参加の権限を奪うことのバーターだった。
現代の統治者たちは「サーカス」はともかく「パン」を供給する気はあるのだろうか?
しかし、野球選手は引退後の仕事がある分だけ自民党議員になる人が少ないことは救いかも、だが。
https://fedibird.com/@yoshiomiyake/110065578770644155
本筋ではないかもしれない個人的注目箇所:
「ローマ帝国(正式名称SPQR)の『パンとサーカス』は『市民』から政治参加の権限を奪うことのバーター」
1)なぜここで敢えて「ローマ帝国」の「正式名称」として「SPQR」に言及するのか。
2)「パンとサーカス」を引き合いに出すことの意義は。いずれにしても「権限を奪う」は精確ではないだろう。
…論の展開があるならば期待したい。 [参照]
2)について、「いずれにしても『権限を奪う』は精確ではないだろう」という指摘については自分も同意です👍(的確なツッコミだと思いました)
多分これは精確ではないような気がしますが……もしかしたら言いたい気持ちが先走るあまり、言いたい内容に合わせて精確さが犠牲になってしまったのたかな等と想像しました。
基本的にレトリック(?)の多い文章であって、色んな題材が出現する割にはあまり展開されていないような気がしました(特に前半部分)。
恐らくもっと長く書いていただければ読み物としてはより面白くなったのではと思います。
意訳(超訳?)しつつ、筆者の意図を汲み取るスタイルの文章だという気がしました。
===
自分の感想としては、「サッカーや他のスポーツの選手は支配側(権力者側?)になっている」という示唆がもう少し強く表現されていればレトリックとしては面白いかなと思いました。
「汚職まみれの一大ビジネス」というフレーズがそれに対応しているのかもしれませんが。