genderという言葉、おーもとはまったく性とは関係のない意味だったのがそこから派生して後に(とはいえ大昔に)性の区分もしくはその概念を意味するようになった(文法上あるいは生物学上
個人的にそう思っているに過ぎないかもだけどこの辺で他者から観測される性区分というニュアンスがあったように思うんだよね。
そしてぐっと最近になってsexが性行為と同義に取られがちになって混同を避けるために性区分の意味でgenderを用いるようになり、さらには前述の「他者から観測される」に重きを置いて社会的な性区分を意味する語となり、今日に至る と。
以下暴言になるけど、だとすると(過度に)のんぱすーな人々はそもそもgenderをtransできてないわけだし、genderが性区分そのものである以上はgenderを解体とかなくしたりはできなくね? と思うのですよ…… まぁ後者は浅い思い込みで勝手な意味を付加して使ってるだけなんだろうけど(まぁこの国ではよくある話ではある
あえて性区分と表記したけど、それには男と女しかないとかいうのも浅さを感じてしまうのであったよ……
ま、この書いたこと自体が浅はかな思い込みかもしれないしね😉
文法上はともかく、生物学上においてはgenderという言葉に他者から観測される性区分という要素が含まれていたのではないか……と思いました(生物学について自分は詳しくないのですが)。
-----(以下少し脱線)-----
文法上の性の区分もしくはその概念については性別(?)によって代名詞を使い分ける例がwikipediaのジェンダーの項(日本語版)に紹介されているのを確認しました。
確かに英語において代名詞にhe/sheを用いる際には、対象の性区分についての他者による観測の結果がその使い分けに反映されているのかもしれない……とは思います。
しかし(個々の名詞に性があるらしい)仏語における自転車(le velo 男性形)や自動車(la voiture 女性形)といった性区分の使い分けも同様に他者からの観察に基づいているのかどうか自分は知りません。
-----(以上脱線終わり)-----
(とはいえ)"他者から観測される性区分というニュアンスがあったように思う"というご指摘は、enderという言葉の現在における使われ方や使われ方の変遷を理解する上において重要だろうと思いました。
また、言葉の定義が共有されていない場合には話が混乱するのではないかという気がしました(当たり前すぎる話かもしれませんが)。 [参照]