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AI兵器「ラベンダー」をスクープした、イスラエルのインディペンデントメディア「+972マガジン」の新たな記事。

972mag.com/cloud-israeli-army-

イスラエル軍が、アマゾン、グーグル、MicrosoftのAI、クラウドサービスを使っている、とのこと。

「ガザ地区のパレスチナ人住民全員の監視から収集された情報」を、ほぼ無尽蔵のアマゾンのクラウドで保存できるそうです。

あまり正しいことではないとわかっていながら日々使っているアマゾン。
そのアマゾンが、儲かるからといって、イスラエル軍と契約し、クラウドサービスを提供して、そしてそのことによって、今回のガザのような大規模な攻撃が可能になっている。

「ラベンダー」のことを知ったときに、AIが判断するためのデータは本当にものすごい量だろうな、となんとなく思っていたのですが、アマゾンにクラウドサービスを「注文」することでその問題を解決していたとは。

(「+972マガジン」の調査では、「ラベンダー」でこれらのサービスを使ったのかどうかを、確かめることまではできなかったようですが)

おそろしさにめまいがします。

(関連)
・「ラベンダー」:ガザの3万7千人を標的化するAIマシーン
note.com/yasunorikawakami/n/ne [参照]


実は世界の多くの国で膨大な量のデータは自国で管理しきれず、メガデータを扱えるAmazon、Google、Microsoftの3社が世界のシェアの約3分の2を占めています。
日本のマイナンバーのデータ管理も確かAmazonだったのでは。一時ニュースになり騒がれていました。

クラウドというのは「環境」でクラウドごとに技術やノウハウが違い自国メーカーにクラウドの知識を持つ開発者が少ないんだそうです。
マイナンバーの場合は膨大な量の個人情報であるし、ましてや軍事に関する情報は機密性トップクラスだし脆弱な可能性のある自国のクラウドよりは、安全性の高い場所にという流れなのでしょうが、私企業が担うというのも怖い気がしますね。

記事は2021年のものです↓
publickey1.jp/blog/21/aws32azu

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そうなんですか・・・。知らなかったです。

今回の「+972マガジン」の記事では、イスラエル以外にも、英米や豪などの諜報機関や軍部などがアマゾンと契約していると書かれていました。

なんか、「キットカットやマクドナルドはなるべく食べないようにしよう」みたいにボイコットして対策できる「イスラエル協賛企業」っていう枠をとっくに越えていて、否応なく使ってしまっているアマゾンがイスラエル軍の作戦遂行に不可欠な存在になっているのが、本当に怖いです。


理想は各国が自国でこう言った情報に関するクラウドの構築と管理を行う事なのでしょうけど難しいのでしょうね。
そしてAmazonはおっしゃる通り生活に入り込んでいて私もなかなかボイコットすることは難しいです。米国内では健康事業にも乗り出し、プライムメンバーで健康保険を持っていない若者層を狙って一部のクリニックと契約して定期検診サービスの提供だったかを始めています。

軍事産業に関しての情報の扱い、ドイツの場合だとあのかつて自動車メーカーとして知られていたスウェーデンのSAABが行なっているようです。車のイメージしかなかったこの企業、実は軍事産業のエキスパートらしく驚きました。
songbird.cloud/@sayuri_t_h/112 [参照]

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