昨日の小田原市長選で、自民・維新・国民に連合神奈川まで相乗りした現職・守屋氏に対し、市民の推す元職・加藤氏が圧勝した。
昨今の自民党への逆風、守屋氏が4年前のコロナ下での選挙時に全住民に10万円を配ると嘘をついて当選したこと、今回守屋氏は、(統一教会の)「食口(シック)になりました」で有名な井上義行氏を選挙応援で呼んだことなどを聞けば、よその人は「それは守屋氏負けるだろ」と思うかもしれない。
でも、地元では、少なくとも選挙が始まった当初は、全然そんな雰囲気ではなかった。現職・守屋氏は、市の広報誌と一緒に、選挙戦の少し前に自らの4年間の功績を冊子にして配布した。赤い、守屋輝彦氏応援を匂わせるポスターが市内いたるところに貼られた。ご近所の知り合いや、取引先の事業に目立つ形で貼られたポスターを前に、加藤氏支持とは言い出しにくい雰囲気が漂った。大方の予想では守屋氏が優勢だった。
それを打ち破ったのは、この指止まれ的に集まった市民たちの「熱」だった。党派を超え、勝手連的に手弁当で、チラシを作り、ポスティングし、電話かけをし、様々な形で呼びかけた(私は、うつ病で直接は動けないので、X(Twitter)で援護射撃するくらいで現場を見たわけではなく、漏れ伝え聞いているだけだけれども)。
東京都知事選挙、立憲民主党・蓮舫氏が出馬表明 小池百合子知事と対決にらむ(日本経済新聞、2024/5/27)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA270BS0X20C24A5000000/
〈連合東京は前回2020年の都知事選で小池氏を支持した。連合東京が支持する立民は元日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏を支援して対応が割れた。今回は東京15区補選と同様に立民と共産党が蓮舫氏を支援する構図になる見通しだ。
(略)
連合東京の幹部は「共産党が支援する野党共闘の候補は支援できない。小池氏が3選出馬を決断すれば前回のように支援する」と話す〉