BT
与那国、そういう事情があるのか・・・。
石垣島も自衛隊ウェルカムな自民党市長みたいですね。
政府に「防衛体制強化」の要請をしたり、
わざわざ石垣市から尖閣諸島の調査船というのを出して自分も同行したり(中国にいやがられて最近も抗議されてる)、
市議会で基地反対派の野党議員が質問してる途中で「着ている服が派手でおかしい」とかいちゃもんをつけて話をさえぎったり。
地方がいろいろと財政が苦しかったりする事情もあるでしょうし、政府の「南西シフト」という名の軍備増強をこういう右派の首長が政府と一緒になっておし進められていくの、みんなで何とかしたいですね。
(参考)
・陸自 与那国島に「電子戦部隊」など 県内2か所に追加配備(NHK・3/21)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20240321/5090027098.html
・石垣市の尖閣調査に中国が抗議 「政治的挑発」などやめるよう求め(琉球新報・4/29)
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-3026983.html
・(社説)平和憲法と「戦争の影」 「国民を守る」を貫くためには(朝日新聞・5/3)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15926228.html
琉球朝日放送「誰のために島を守る」。
公式配信はじまっています。
https://www.qab.co.jp/movie/episode/southwestshift
憲法記念日の「改憲して交戦権を」発言で話題になった糸数健一与那国町長も登場します。
この番組、ほんとうに見てよかったです。
日本最西端の島・与那国のことを全然知りませんでした。
そもそも二十数年ほど前の「平成の大合併」のとき、与那国も近隣の島と市町村合併するかどうか問題になったそうです。
そして、当時の尾辻吉兼町長を中心にみんなが一緒になって、近隣との合併はせずに、島の特産農作物を作り、近隣の島や台湾東部(花蓮市など)との連絡・交通を直に行いながら、自律的に島の運営をしていこう、という「自立ビジョン」計画がつくられました。
その案をつくるメンバーのなかには当時は農家だった糸数健一氏(今の与那国町長)も・・・。
しかし、いよいよ計画が動き出すときになって、中心人物だった尾辻町長が倒れ、亡くなってしまう。
その後、「地域振興策」として自衛隊基地を迎え入れる方針の町長が当選し、今に至っている・・・。
なんともやるせない気持ちになりました。
琉球朝日放送の力作です。