https://yajipoi.wordpress.com/2023/08/14/event0916/
パネルディスカッションを聞いている。
形式的に表現の自由が保障されていても、警察や裁判所が表現の排除を姑息な理由付けで正当化して是認するようになったら、いずれ安全に批判することをは困難になり、権威主義国家に陥ってしまうだろうというのを感じた。今回の裁判の結果は、権威主義国家の入り口になってしまいかねない。危機感を持たないといけない。
こういうところが全国にいくつもあると思います…↓↓↓
ベトナム人実習生を月1万円という低賃金で働かせて不当解雇したあげく、女性が行方不明になったとする虚偽の書類を作成してベトナムの送り出し機関から違約金まで受け取っていたホーユーさん、「物価上昇が苦しかった」と言い訳して破産
https://www.jil.go.jp/kokunai/mm/hanrei/20210707.html
https://twitter.com/digimaga/status/1699308202364665991?s=46&t=586We7fVxUSxbcL9y-UdRA
おばけのスタンプ屋さんは今日のヤジ排除問題のイベントでもブックガイドを配布する予定。こっちも予約不要で参加できるよー。
https://x.com/yajipoi0810/status/1702854843038392672
今日はさっぽろレインボープライド。おばけのスタンプ屋さんはブックガイドを配布します。
https://x.com/nijiiroobakeya/status/1700722541881692630
やったあ、「ヤジと民主主義」全国ロードショーだって!
https://yajimin.jp
ブルスコで見た記事、良かった。
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2023/08/30/120508/
おばけのスタンプ屋というサークルで、リーフレット「トランスジェンダーブックガイド」を作成しました。最近のトランスジェンダー本の紹介をしながら、「この本、面白かった~」「ここ好き~」をならべてる感じです。作るのたのしかった!
私は1ページ使って、正規医療と「ヤミ」についての本を紹介しました。北海道のトランス医療の現状は、初診予約の抽選から始まりとにかくすごく時間がかかるし、診断の過程も意味不明…。なんでなの??と思ったので、この3冊を読んで考えています。(『誰かの理想を生きられはしない』、『性転師』、『ペニスカッター』)
さっぽろレインボープライドの会場、Aceコミュニティさっぽろのブースで配布します。お手にとっていただけるとうれしいです!
ええ……、サッポロビールの商品買うの控えるわ……。
悲しい。
(なおサントリーも不買中)
https://fedibird.com/@AkioHoshi/111033167462115926 [参照]
ジャニーズ問題への対応、9/8版
●起用せず
- 東京海上日動火災保険
-日本航空
- 資生堂(週刊文春 2023年7月13日号報道)
- アサヒGHD(9/8方針転換)
- キリンHD 「今後は起用しない」(9/8方針転換)
●検討中
- アフラック生命保険:事務所を介さず契約など選択肢を求める
- ライオン:慎重に検討
- サントリーHD:精査し対応を考えたい
- 花王
- 明治
●起用する
- バスクリン:
- サッポロHD:契約の見直しや終了は考えていない。対策を注視
コメント:アサヒ、キリンが「対応せず」に転換。
https://digital.asahi.com/articles/ASR987JG0R98ULFA02Z.html
「お前がジャニーズ事務所を壊した、最低だという声が届く」…カウアン・オカモトさん記者会見 : 読売新聞オンライン https://t.co/nnV9VR04Ac
トロッコ問題は疑似問題だ!ってみんな言うくせに「PはLGBTQに含まれるか」って聞かれたら、ろくに立ち止まりもせず、即答するんだよな。「いま」「ここで」「みんなが」「みんなに対して」答える前に「なぜそんな問いが出ているのか」「その問いを問う機能は何か」とかを問うたほうがいい。
「政治メディアにはバイアスがかかっている。しかし、左翼や右翼へのバイアスはさほど重要ではない。より重要なのは、声が大きく、乱暴で、派手で、インスピレーションをかきたて、対立を好む人物への偏向なのだ。メディアはわれわれのアイデンティティを活性化させる政治的ストーリーや人物に偏向している。それは、もっとも鮮烈な政治的アイデンティティをもつこの国のごく一部の層にメディアが偏向するとともに、そうした人びとに依存しているからなのだ。」(p.170)
日本と米国では政治やメディアの状況が大きく異なるので、こういう話をそのまま当てはめることはできないけれども、ソーシャルメディアの一部の界隈では「アイデンティティ」をめぐる闘争が非常に顕在化している。また、仮に日本で政治闘争が広がっていくようなことがあれば、ここで話題にされている現象が日本でもより頻繁にみられるようになるかもしれない。
2015年12月7日、アイオワ州での予備選挙において、トランプはテッド・クルズに次いで二位になってしまった。その日、トランプは集会において珍しく用意された原稿を読み上げた。それは「我が国の代表が事態を確認するまで、イスラム教徒の米国への入国を完全に禁止すること」を要求するというものだった。
この声明がなければクルズが優位だという情報で埋められるはずだったその日のニュースは、トランプの話でもちきりになったという。
「メディアはわれわれの政治を反映するだけではない。それを形づくり、生み出すことさえあるのだ。トランプのツイッターへの投稿については数多く語られるものの、彼に投票する層は、ツイッターユーザーのそれと正反対になっている。ツイッターは若者によって使われるが、トランプは高齢者の票をもっとも多く勝ち取った。彼のツイッターへの投稿は、それがこの国のあらゆる政治ニュースにとってのアジェンダを設定するから重要なのだ。」(p.169)
トランプが差別的な発言をするたびに、リベラル系のメディアは怒りをもってそれを伝える一方、保守系のメディアは自分たちの声の代弁者として彼を擁護する。そうやってメディアのアテンションを独占する。
「単純に言えば、アイデンティティと感情によって駆り立てられるメディアにおいては、もっとも強い感情を引き起こすアイデンティティ主義者の候補者が有利になるのだ。オバマがやったようにインスピレーションを通して感情をかきたてることもできるし、トランプがやったように対立を通じてそうすることもできる。あなたに許されないのは退屈であることだ。」(p.169)
トランプはこれをよく理解しており、彼の競争相手が自らのメッセージを人びとに伝えるのに必要な「メディアという酸素」を奪い取ることに成功した。
しかし、事件の当初はそれに関わっていなかったクラインの立場からみると、その事件は非常に些細なもので、報道されなければ話題にもならなかったはずの出来事だった。にもかかわらず、ニュースになったのはなぜか。
一つにはソーシャルメディアがその話題でもちきりになったからだ。それがニュースとしての価値を生んだ。ではなぜ、ソーシャルメディアでは盛り上がったのか?
それはトランプ支持であることを示す帽子(MAGAハット)をかぶったキリスト教徒の高校生と、高齢のネイティブ・アメリカンという政治アイデンティティの対立だったからだ。
この例に示されるように、アイデンティティを呼び覚ます出来事に人びとの関心は向く。
それをもっとも理解し、うまく利用するのが、まさしくトランプである。アテンションをめぐってメディアが競い合うなか、彼はアイデンティティを武器として使い、衆目を集めるのにきわめて長けている。
Ezra KleinのWhy We’re Polarizedの続き。
メディアがどの出来事を報道し、どれを報道しないのかを「ニュースとしての価値(newsworthiness)」に従って決めるという。ところが実際には、その基準がはっきりとあるわけではない。そのため、「他のメディアが報じているから、ウチも報じる」ということが頻繁に起き、場合によっては多くのメディアが非常に些末な出来事を追いかけることにもなる。
あるとき、筆者のクラインが休暇から戻ってくると、政治系メディアが大騒ぎになっていたことがあった。一人の保守的な高校生がネイティブ・アメリカンのパフォーマンスを妨害したという出来事を一生懸命に追いかけていたのだ。
その高校生自身も対立する集団から嫌がらせされたということで事態はさらにエキサイトし、トランプ大統領(当時)もツイッターで参戦していた。
トランス女性。職場や古くからの人間関係の場では男装していることも有ります。