最近の呪術廻戦についての感想
初期の虎杖と宿儺って善と悪の対立で、虎杖がかなり善性の強い性格な一方で宿儺がかなり邪悪な性格をしてたんだけど、最近はそういう虎杖/宿儺の対立構造が無化されて、むしろ虎杖/伏黒の対立構造が前景化してるっぽいんだよな。
虎杖は善性をこじらせて自分を蔑ろにする(自己犠牲的な)傾向があって、自分の事を部品だと定義したり宿儺への「人を傷つけてはいけない」の縛りに自分を入れてなかったりしていて、その結果として宿儺が伏黒に転移してしまう。
で、後に宿儺の中の伏黒を起こそうとした際に伏黒に生きる意思が無かったというのが、それまでの虎杖と伏黒の関係を反転した構図になってるわけで。
だから今後虎杖が自分を大事にできれば、例え宿儺を倒せなくても前を向いたエンディングになるし、逆に自己犠牲の精神のままだと宿儺を倒せても悲壮感のあるエンディングになる。
Threadsを見ていたら
「ここ10年くらいでインターネットは過去の情報をアーカイブ化したり文脈化したりするのではなく、目の前の刺激に急激に反応してはすぐに忘却されていくという、より消費速度の早いマスメディアみたいな場所に急速に変化してきているような気がする。」
という投稿が流れて来て、ここ10年くらいなのかは分からないけど、俺がインターネットを始めた25年前くらいの時は個人が少しずつ持ち寄った情報が集積されて誰でもアクセス可能な膨大なアーカイブが誕生すると思っていたのだけど、いま過去の事を検索しても運営者が居なくなったりなど様々な要因で過去のデータは綺麗さっぱり無くなっていたりで紙に印刷された情報よりも耐久性がないのかもと愕然とするこの数年ですわ。
BT
北海道恵庭市の牧場が、45年間、知的障害のある方3人を水道もないプレハブに居住させ、ほぼ奴隷のように無報酬で働かせて、彼らの障害者年金まで横領していたという事件。
この牧場主(4年前に死去)は、恵庭市の市議を5期務め、市議会の議長までしていた人物。
調べると、「日本会議」の「恵庭支部」支部長もしています。
本当にとんでもない事件ですが、この牧場主の息子は裁判で「本当に彼らにとって我が家での生活をしていたことが毎年つらかったのか疑問に思っております」とか言っているということなので、「温情をもって接してあげた」つもりなのでしょう。
なんか、自民党の地元名士みたいな市議の家がこういうことをしていたというのが、もう、なんと言えばいいのか言葉を失います。
やはり、彼らにとっての「家」というのは、頼れる人のいない弱者を「我が家」に住まわせて無報酬で自分たちに奉仕させてあげるところということなのでしょう。 [参照]
Japan, Hokkaido
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