Duolingo創業者の逸話、知らなかったので読んで良かった。Duolingo English Testの創設にそんな背景があったとは。
※米国ブルームバーグ・ビジネスウィークの記事の日本語訳です。読むために会員登録(無料)が必要になるかもしれません。
https://courrier.jp/news/archives/312999/
グアテマラで初めて医療学校を修了した独身女性が、人に頼みこんで42歳で子供を授かり、ひとりで教育熱心に育てたルイス・フォン・アン。彼は米国で高等教育を受け、CaptchaやreCaptchaを開発して売却し、富を得る。
フォン・アンは英語ができることの優越性に気付き、語学学習アプリ開発を次なる目標に掲げた。そして大学志願に必要な英語検定は高額すぎるため、TOEFLなどの4分の1の価格で受験できるオンライン試験「デュオリンゴ・イングリッシュ・テスト」を立ち上げたのだ。
こういうノブレス・オブリージュ精神は大切だと思うのですよね。(以下引用)
>2022年6月、合衆国最高裁判所がロー対ウェイド判決を覆した際、フォン・アンはツイッターでペンシルベニア州の議員に対し、もし州が中絶を禁止すれば、デュオリンゴはペンシルベニア州から撤退すると警告した。フォン・アンが個人的に立ち上げた基金は最近、環境保護を促進する団体や独立系の報道機関、グアテマラの少女や女性たちの教育のために約4億円を寄付した。