自主的にフックアップする機会を作っていく取り組みはすばらしいと思います。
日本の文芸賞にも、もっと新人部門や特定の表現のrepresentationを評価する部門があってもよいのではないでしょうか。
偶然に本と出会う機会を意識的に作っていけないものかと思います。

アメリカ最大の書籍チェーンであるバーンズ&ノーブルも近年、店頭在庫を実績のある売れ筋にしぼっているため、新人作家の本を置かない(置けない)という話があるそうです。
余裕がない時代の店頭“最適化”に負けないようにしたいですね。
bookriot.com/barnes-noble-hard

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「電子書籍で失敗しAmazonに惨敗した老舗書店チェーンがリアル書店で売上を好転させた方法」
米書店チェーンのバーンズ&ノーブルを、書店再生の実績あるやり手CEOがてこ入れしている話。各店舗に選書の裁量を与えたり、雑貨やおもちゃではなく本の販売に注力したりとか。
GIGAZINEによるWhat Can We Learn from Barnes & Noble's Surprising Turnaround? by Ted Gioiaの抄訳でした。前段がごっそり無かったりするので、原文と併せて読むべきだと思います。
gigazine.net/news/20230105-bar

原文
honest-broker.com/p/what-can-w

(続・B&N再生)
ただ、先日ご紹介したとおり、一方で選書や限られた売場から新人作家が脱落しているのでは、すでに知られている作家に有利ではという批判も昨年ありました。
fedibird.com/@biotit/109622707 [参照]

英米と日本では書店の利益率や客単価が異なるので必ずしもこのまま参考にできるわけではありませんが、それこそ原文の筆者テッド・ジョイアが語っているとおり「ちょっと希望がある話」なんだよな。

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