インドの若手SF作家兼編集者(兼業)から、ところでいま東京にいますとの報を受け取り、急遽明日の終業後に都内でオフ会をすることになりました笑
(もちろん、日本のSF関係者をお引き合わせします)

食べられないものは特にないですと言われたものの、選択肢の豊富な店を物色しています。だって先方の想像を絶する日本料理もあるかもしれないし……!

ぶじにインド(ヒンディー語地域)のSF関係者とのオフ会を終えました。詳細レポや写真は許可を得てからアップします。
-SF小説の歴史と独自文化があるのはベンガル語とマラーティー語の地域。
-英語が読めるのは人口の2割。英語で出版されるインドSFは初版4000部程度。小説のジャンルとしてはまだ弱い。
-コミコンはあるが定期的なSF大会はない。
等の話が面白かったです。やっぱりベンガル語を学ぶしかないな。

インドでは『鋼の錬金術師』と『進撃の巨人』と宮崎アニメがとても人気だそうです。これはベンガル語圏の作家からも前に聞いたので、マジで人気だったのでしょう。
数年前に、ロシアのSF誌のウェブサイトでSF書評に目を通していたら(日本の小説ではなく、英語圏の小説に対して)『鋼の錬金術師』っぽいと表現されていたこともありました。ワールドワイド。

英語で読めるインドSF小説について。
アンソロジーThe Gollancz Book of South Asian Science Fictionが2巻まで出ています。抄録や古い小説も混ざっていて、収録作の質はややばらつきあり。

インド発の国際SFウェブジンMithila Reviewは、インドで英語では唯一のSF文芸専門誌です。無料で全部読めちゃいます。ただしインド人以外の作家も寄稿しています。
mithilareview.com/

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The Blaft Anthology of Tamil Pulp Fictionはタミル語パルプ小説の傑作選シリーズで、一部SF短編小説が含まれています。
Magical Womenという14人の女性作家によるフェミニズム幻想小説アンソロジーにも、広義のSFやファンタジーが収録されていました。過去ツイート→ twitter.com/biotit/status/1460

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