『世界文化小史』
H.G.ウェルズ著、角川文庫 1971年3月発行
この「小史」も「世界文化史大系」も国会図書館デジタルコレクションで複数の翻訳がタダで読めるのだけど、やはり手元に置いておきたいということで。ただしもう絶版になってるので古書で入手。宇宙の誕生から現代までの通史をビッグヒストリーとしてまとめた本が今も毎年のように出版されているのは、それだけ人気が高いジャンルなのだろう。原著は1922年発行で、大著「世界文化史大系」の後に書かれたのだけど、ダイジェスト版というわけではなく、より一般の人が一気に通して、興味を持って読めるように書かれている(とウェルズも前書きに記している)。ただ1970年代の文庫本なので活字が細かいのよね。もっとゆったりしたハードカバーで読みたいから、どこかが新装版とか出さないかなと思ってるけど、さすがに無理だろうなー。
冷戦終結以降、世界の核兵器の数は減ってきた。90年代前半は大幅に減り、以後は緩やかになりつつも減少は続いてきた。今年6月現在で世界の総数は1万2120発、前年より微減だ。しかし、実際に配備されている核弾頭と、配備のために貯蔵されている核弾頭を足した「現役の核弾頭」の数は9583発で、2018年からの6年間で332発(3.6%)増加している。「使える核」は増えているのだ。
https://kawasakiakira.net/2024/07/21/hidankyo-2024-7/
世界から絶賛、モンゴル選手団のユニフォーム(パリ五輪) – Nobuyuki Kokai
世界中のメディアとSNSで取り上げられ、絶賛されるモンゴル選手団のパリ五輪ユニフォームです。世界の有名ファッションブランドを押しのけて、ユニフォーム衣装デザインで金メダルを獲得しています。デザインしたのは2013年にウランバートル出身の姉妹で設立されたファッションブランド、ミシェル・アマゾンカ(Michel&Amazonka)です。「モンゴルの伝統と文化の本質」を「現代の光」で表現したクチュールやプレタポルテ(高級既製服)を制作しています。
公務員採用の優先枠を巡る学生のデモで、学生たちがかなり無差別に射撃されて殺されているようだ。
バングラデシュデモ、死者118人に 外務省が危険度判断引き上げ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240721/k00/00m/030/114000c
隠すことでもないので書きますが、電通が新たに立ち上げた、クリエイティブ業に特化したDEIコンサルチームに専門家(兼当事者)として加わりました。
企業のCMやキャンペーン、創作物や表現物の世界で、ダイバーシティやインクルージョンの方向性が大きな価値を持たされるというトレンドがあり、日本にもこれからその波がより一層やってきます。
それ自体は、せいぜい資本主義市場の論理でありトレンドに過ぎません。しかし、そこで描かれるジェンダー・マイノリティ像や、そこで展開される(例えばトランスジェンダーに焦点を当てた)キャンペーンや表現物が、マイノリティの集団の現実を置き去りにしていたり、ましてや偏見や差別を助長するようなものになっていたりするのであれば、放置はできません。マイノリティは大資本の装飾品でも玩具でもないからです。
今後の協業について具体的なプロジェクトがすぐにあるわけではありませんが、よりよい広告・表現が日本に増えるように、できることをしていくつもりです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP675151_Z10C24A7000000/
きのこ。しろい。くろい切株が好物