子供が好き と
子供の相手がうまい と
子供を尊重している と
職業として子供と接するのに長けている と
親(保護者)として子供とよい関係を作れている
はぜんぶ別の概念。
両立することもあればしないこともある。
日本にいる被爆者は、被爆者健康手帳を交付されれば、健康管理手当や医療給付などが受けられる。しかし、海外の被爆者たちは違った。1965年の日韓基本条約で国交が回復すると、韓国の被爆者たちが治療を求めて日本にやって来るようになったが、日本政府は「日韓基本条約で解決済み」と手帳の交付を拒んだ。
最初に手帳交付を求めて提訴したのが、2014年に87歳で死去した韓国人被爆者の孫振斗(ソン・ジンドゥ)さんだった。
孫さんは大阪に生まれ、広島で被爆。戦後、外国人登録をしていなかったため韓国へ強制送還された。1970年に原爆症治療のため、佐賀県の漁港に密航し、逮捕される。
「広島で被爆した。治療してほしい」。勾留された警察署で、広島からやってきた記者たちに被爆体験を話した。その時の記者の1人が、元広島市長の平岡敬さん(95)だ。当時、中国新聞編集局次長。平岡さんの裏付け取材で被爆の事実が明らかになり、孫さんは手帳交付を求めて裁判を起こした。78年に最高裁で勝訴、手帳を取得した。
しかし、孫さんの勝訴で在外被爆者への援護問題が解決したわけではなかった。
▽「朝には被爆者、昼には被爆者じゃない」
日本政府は孫さんが一審で勝訴した直後の1974年、「海外に居住した場合には手当の受給権を失う」という旧厚生省局長の「402号通達」を出した。在外被爆者は手帳を取得できるようにはなったが、日本にいる間は手当が支給されるものの、海外に出れば支給がストップしてしまうことになった。
郭貴勲さんも日本で手帳を取得。しかし、取得しては韓国に帰るたびに無効となるのが繰り返された。郭さんは、こう批判していた。「日本にいる間は被爆者。朝、関西空港のゲートを出て出国し、昼に韓国に帰れば被爆者じゃなくなる。こんなおかしいことがありますか」
また、こう指摘していた。「せめて日本にいる被爆者と同じ扱いにしてほしい」。郭さんにとって日本人被爆者と同等の権利を求めた訴えは、最低限のものだった。こうも話している。「韓国人被爆者は強制連行され、被爆し、放置されるという三重の苦しみを受けた。しかし、日本政府は援護法を適用してくれない。根本には韓国人を差別する日本人の偏見がある」
『日本大蔵経』中の何巻に「楞伽阿跋多羅経」が収録されているか。これになければ、どこに収録されているか。できれば日本語に翻訳された内容も知りたい。(東京都立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000038534&page=ref_view
ステファン・テメルソン「缶詰サーディンの謎」
チェスタトン×ウィトゲンシュタイン÷ゴンブロヴィッチ=テメルソン
炸裂する黒いプードル爆弾、二人のダンシング・ガールズ、
天才少年の秘められた数式ノート、そして缶詰サーディンの謎……ポーランドの前衛作家による奇妙奇天烈な哲学ノヴェル!
物語は一人の文豪が列車の中で頓死するところから始まる。残された妻と愛人は恋人同士になりスペインのマヨルカ島に移住、そこに女占い師と息子の天才少年、下半身不随の哲学教師とその妻子が現れ、さらにポーランドの将軍の老いた娘やキャプテン・カサノヴァなど多彩な人物が入り乱れ、誰も予想できないラストへ向かう――イングランド~マヨルカ島~ポーランドを舞台に、哲学・歴史・政治・数学・言語をめぐる異常な考察が展開、バートランド・ラッセルに「ほとんど世界そのもののように狂っている」と言わしめた鬼才ステファン・テメルソンの奇想と脱線に満ちた長篇、本邦初紹介!
こんなあらすじの怪作が近々国書刊行会から刊行されるのでものすごく気になる。
『世界文化小史』
H.G.ウェルズ著、角川文庫 1971年3月発行
この「小史」も「世界文化史大系」も国会図書館デジタルコレクションで複数の翻訳がタダで読めるのだけど、やはり手元に置いておきたいということで。ただしもう絶版になってるので古書で入手。宇宙の誕生から現代までの通史をビッグヒストリーとしてまとめた本が今も毎年のように出版されているのは、それだけ人気が高いジャンルなのだろう。原著は1922年発行で、大著「世界文化史大系」の後に書かれたのだけど、ダイジェスト版というわけではなく、より一般の人が一気に通して、興味を持って読めるように書かれている(とウェルズも前書きに記している)。ただ1970年代の文庫本なので活字が細かいのよね。もっとゆったりしたハードカバーで読みたいから、どこかが新装版とか出さないかなと思ってるけど、さすがに無理だろうなー。
冷戦終結以降、世界の核兵器の数は減ってきた。90年代前半は大幅に減り、以後は緩やかになりつつも減少は続いてきた。今年6月現在で世界の総数は1万2120発、前年より微減だ。しかし、実際に配備されている核弾頭と、配備のために貯蔵されている核弾頭を足した「現役の核弾頭」の数は9583発で、2018年からの6年間で332発(3.6%)増加している。「使える核」は増えているのだ。
https://kawasakiakira.net/2024/07/21/hidankyo-2024-7/
世界から絶賛、モンゴル選手団のユニフォーム(パリ五輪) – Nobuyuki Kokai
世界中のメディアとSNSで取り上げられ、絶賛されるモンゴル選手団のパリ五輪ユニフォームです。世界の有名ファッションブランドを押しのけて、ユニフォーム衣装デザインで金メダルを獲得しています。デザインしたのは2013年にウランバートル出身の姉妹で設立されたファッションブランド、ミシェル・アマゾンカ(Michel&Amazonka)です。「モンゴルの伝統と文化の本質」を「現代の光」で表現したクチュールやプレタポルテ(高級既製服)を制作しています。
きのこ。しろい。くろい切株が好物