ハイチは独立後も、人種対立、南北分裂、強権的独裁政治、相次ぐ政変、プランテーションでの強制労働、アメリカからの占領と、苦難の歴史を歩みます。
ラテンアメリカ諸国が独立しアメリカと国交を結ぶ中、ハイチは国家としてアメリカから認められなかったというのは、とても酷いことだと感じました。
旧宗主国のフランスへ多額の賠償金を支払ってやっと独立国家として認められ、それがハイチの発展への重い負債となっていたことも、恥ずかしながら初めて知りました。
ハイチが「西半球の最貧国」なのは、「世界初の黒人共和国」なのにではなく、「西半球の最貧国」だからなのだと解説されています。
ハイチの独立は、人権宣言に見られるような欧州の啓蒙主義による恩恵ではなく、ハイチの黒人奴隷たちが自ら戦い自ら勝ち取った自由なのだと、本書は繰り返し繰り返し解いています。
といったように、わりと歴史の解釈にまで踏み込んで書かれている本ですが、ここまで踏み込んで解いてくれないとわたしは理解できていなかったと思うので、この本を読んで良かったと思いました。
浜忠雄『ハイチ革命の世界史』読了。
ハイチのことをほとんど知らないので、読めて良かった。
読んでて、『風の谷のナウシカ』の「私達は 血を吐きつつ くり返し くり返し その朝をこえて とぶ鳥だ!!」という台詞を思い出しました。
はじめにを引くと、“「ハイチとはどんな国か」を説明するときには、「世界初の黒人共和国」と「西半球の最貧国」の二つがキーフレーズになるのだが、〈略〉本書が着目するのは「世界初の黒人共和国」誕生の歴史、「ハイチ革命」である。”といった感じの新書です。
要点が分かり易かったです。
ハイチの旧宗主国はフランスで、ハイチで革命(独立戦争)が起きている最中にフランスでも革命が起きていて、ハイチの交渉相手が王国→共和国→帝国→王国→共和国と、本書ではほとんど説明もなくぬるっと変わってたりします。
フランス革命と言えば人権宣言なのですが、この人権宣言がうたうところの「人間」とは何か、といったところにも筆を割いています。
わたし達は人権宣言後の世界に生きていますが、それと同意義にハイチ革命後の世界に生きているのだと、本書は訴えているのだと思いました。
#読書
病院はGW中はしまってますからね、予防はしましょうね!マスク、うがい、手洗いですよ!とか言えばいいのに。
「コロナもあけて!」とか煽るだけだもんな。
おれも罹ったからお前も!大したことないで!とかひとを感染させたくてたまらんのか?とか穿った見方をしてしまう位やで…ほんま。
軽症くじ引ける人間ばかりやないんや。
軽症くじ引いた人からうつされた人が重症化したり後遺症に悩まされることもあるというのに。
結核とか水疱瘡みたいに罹患何十年後かに身体にわるさするウイルスかもしれないのに。
まだ発見から4年少々でしょ?舐めてかかってはいけないと思うのに。
罹患しないように気を付けましょう、罹患した人は受診して抗ウイルス薬投与しましょうという流れに何故ならんのか。おかしすぎる。
罹患して治るのがデフォ、後遺症になったら、亡くなったら、運が悪カッタデスネー、で終わらす気満々なのが…もうねえ…ついてけねえ。
#プレ金ナイト #TBSラジオ
#radiko の #タイムフリー で聴いてる。
https://www.tbsradio.jp/prekin/
"◆今日はゲストに楠田枝里子さんが登場!
アナウンサーとしてだけではなく、チョコレート研究家や消しゴムコレクターとしても注目される楠田さんの魅力に迫る。
"
2024/04/26/金 22:00-23:30 | 武田砂鉄のプレ金ナイト | TBSラジオ | radiko
https://radiko.jp/#!/ts/TBS/20240426220000
にんげん社会の現実らしさはそのありかたをささえる人数のおおさに比例する
きのこ。しろい。くろい切株が好物