そもそも「言論のアリーナ論」というものの存在を知っているチェーン書店員がどれだけいるのか。低賃金で働かされている者が人文書(基本的に高価)を読む余裕があるのか。さらにそもそも、その本に書かれていることが差別言説であることに気がつけるチェーン書店員がどれだけいるのか。チェーン書店の現場を回しているのはパートやアルバイトの非正規労働者である場合が多い。当然、かれらの「知」が足りないのをかれらの努力不足のせい(だけ)にしてはならない。そのうえで、書店現場の実際は、「それが腐ったキャベツであることを見抜けない店員」によって「無造作に置かれている」というものであり、それは決して福嶋の考えるアリーナではないはず。つまり、「ヘイト本を認識したうえで闘わせる」という福嶋のアリーナ論を実践できている書店など、極少数である。
5/18に向けて「言論のアリーナ論」が不十分である理由を不定期に書き連ねていきます。当日どういう話をするかという自分のための整理と、当日会場に来れない&音声アーカイブを買う余裕のない方にも私がなにを話した(いと思った)のかがわかるようにするためです。そもそも、言論のアリーナ論について肯定的に語る言説自体が、マイノリティにとっては「刃」である場合もありますらね。この対談イベントを聴きに来れるということ自体が、「気にせずに済む者」である証なのだということ。
差別的な発言があります
私もBLUESKYでイスラエルの蛮行をして「あたおか」と表現してポストしてしまったんですよね。それを見た方が「その表現に私は傷ついた」と指摘してくれたことで、私はその表現に自分が意図していないながらも差別的なニュアンスが含まれていたことに気付かされました。メンタルを病んだ方がそういう言われ方をするのは私も知っていたのに配慮に欠けた発言をしてしまったんですよね。その方は私のフォロワーさんで、店にも来てくれてた方だったらしいので余計に傷つけてしまったことに反省しつつ。まあイスラエルのやってることは一切理解出来ないことであるけど、表現には気をつけなければと思いました。誰かの差別や迫害の解消を願うつもりが他の誰かを傷つけてしまうとか最悪なことですから…。
知識うっすいからもっと勉強しないとゴヤの事語れないんですが
黒い絵以外でも魔女の絵描いてて「ゴヤ 魔女」で検索するといくつか出て来て今夜にふさわしいです
「魔女たちの飛翔」が好き
ゴヤの黒の使い方はとても濃い闇で怖いんだけど、闇の中で魔女たちが浮かれ犠牲者を血祭りにあげている(?)いる様子が良い
この週末、Project Drawdown https://drawdown.org/ のサイトの動画見たり、家族でDaybreak という気候問題解決のボードゲームやったりしてた。
畜産が温暖化の2-3割の原因だと前から息子に言っても、「メタンなんてすぐに分解されるんだから、そんなに危険なもんのじゃないだろう」と牛肉食を変えないと宣言していたのだけど、今メタンを先に減らす事の経時的価値や、飼料向けコーンや大豆の栽培のためアマゾン破壊が進められている事を理解して、「チキンサンド食べればいいか」と意見が変わってきたみたい。
米欧は課題ありつつも温暖化ガス排出自体は減りつつはあるので、米欧が金を出して、これからまだ人口も経済も成長する途上国にサステナブルなインフラを構築する支援をすべきという事も良くわかってきた。
日本は発電と食料輸入に物凄くエネルギー使っているので、再生エネの発電に切り替えると同時に、自給率を上げてサステナブルな農業に切り替えたら、結果的に石油消費も減らせる。国のGDPは減るだろうけど、石油買うためにガソリン車作るより、農業従事者増やすべきよね。
トランス本のことで地元の本屋もペケッターで炎上してたの知らなかった
podcast セイジドウラク
途中シャワってて聴いてなかったけど、国鉄からJRになったときのキーパーソンたちが安倍政権の警察官僚につながっていくの、面白い話だった。『国商』という本の紹介。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/セイジドウラク/id1677468935?i=1000653888057
しかしよく考えると、「文の最後に『。』をつける」ことをイヤがるくらいには日本語の固めの文章読み慣れてないはずの人が、自らの感じ方を「威圧的」というそこそこ固い言葉で表現するの妙な気がするな。
…そもそもほんとにいるのそんなこと感じてる人?
自民党政治は円安を本気で解消する気はないんじゃないかと思ってる。だって彼らの政治との相性考えたらそっちのが合ってるもん。
安倍政権以来、自動車輸出とインバウンド需要を日本経済の柱とした以上、円安に進んでいくのは自然な流れだったんだろうし。まさか本当に300円台まで行くつもりだったのかな。
円安で留学や旅行に行けないなどの弊害の一方で、国内に居ても「洋書が購入出来ない」「小説が翻訳されなくなる」「外国のアーティストが呼べない」など文化的な面で世界と格差が生まれるんじゃないかという話も出てくるわけで。でも「反知性主義」的な方向を標榜するのであればむしろ都合が良いとも言える。
それに蓋をするように社会心理的にも内向きな傾向に誘導していくのも自然な流れだったのかな。「日本スゴイ」「やっぱり日本が一番」みたいな。そういうのと相性がよろしくて対になるのが外国人(観光客/移民/投資家)が日本を食い物にする「海外に侵略される日本」みたいなナラティブでアレな空気を醸成することですわね。愛国心と排外主義的のアンハッピーセット。
みたいな感じで、自民党政権の目指す先のシン・大日本帝國と円安は相性がよろしいのではということを耳鼻科の待合室でぼんやり考えていました。
耳垢であった(苦笑)耳掃除のときに逆に奥まで押し込んでしまい、それが重なってすぐに取れないくらいガチガチに固まってるらしい。薬で柔らかくしながら後日処置ということに。いやはや。
QT: https://fedibird.com/@beaversbooks/112358183489540487 [参照]