さっきのやつに、加筆修正したよ。いろいろと本当に悲しくなってきたね…。(あと、本当に当該の漫画は読まない方がいいです)
昆虫漫画や麻雀漫画でお馴染みのカミムラ晋作さんが、マガジンポケット(ジャンププラスのマガジン版みたいなものです)の新連載について批判していたことで知ったんですが、この漫画、マジでひどかったです。
簡単に言えば、「日本の未来のために、生産性の無い老人を殺す」「主人公が、正義側にのっかかって痴呆老人やホームレスを殺す」という「企画を通すなよ」といったカスのダークヒーロー漫画で、まったく同じことを嫌韓論の作家が10年以上前にやっていたことの焼き直しです。
タイトルを書きたくもねえ。
あと、読むことを推奨はしないです。ゴミなので。
これにゴーサインを出した講談社は本当にどうしようもないんですよね・・・。
普通に煽りに「老害を殺せ」とか、セリフに「日本を救うには選民しかない」と言っているし、論じるに値しない作品です。
おそらく、講談社側は炎上商法的にこれを「賛否両論もありますが!」みたいな感じにしたいのでしょう。なので、講談社を批判し、相手側の立場には一切乗らないのが一番大事だと思います。
例の朝日新聞「悩みのるつぼ」野沢直子回につけた藤田直央編集委員のコメントを、「本質をついている」と評価している他紙の新聞記者の人がいて驚いた。
遠いこと/近いこと(身近)という分断を野沢回答は仕込んでいるのだが、その枠組に肯定的にのっかって「もっと身近な辺野古基地問題」を持ち出しているのが藤田コメント。
藤田コメントに反発が集まったのは「失礼しました」というふざけた一文であるかのように見えるが、(それとして言語化したものは管見の限り目にしていないが)実は野沢回答と同様のしくみで相談者の煩悶をつぶしにかかっていることを多くの人が直感しているのではないか。
で、アレを「本質」と呼ぶのが興味深いところで、こういう場合、現実から本質へと下向的に認識する過程は明らかにされず、いきなり本質を把握しちゃっているところがびっくり。というか、「本質」が雑に使われすぎ。
https://note.com/shinjitsuichiro/n/nff83766678fb
「おじさん(中年男性)が、女子高生と付き合うコンテンツ」は、基本的には柳沢みきお漫画の延長線上にあり、先行きが無い日本の象徴だ、という分かりきってはいるけど、ヒジョーにつらい文章でした
マジで、これに関しては「オールアメリカ」だと思うし、本当にグロテスクだと思う
https://twitter.com/hiroshisukagawa/status/1795567863643992459?s=46
これ、朝日のブル珍さの酷さが書かれているが、プチさんの信濃毎日新聞でかつては社説を書いていたが、旧ジャニーズ問題の時に「既存のメディアが問題を覆い隠したのではないか?」と書いたあとに、何故か芸能欄へと移行した事件があったので、やっぱりそういうことは徹底的許さない人なんだろうな…と思いました。そりゃあ、朝日のコメントプラスを辞めるよなと。
「正しさに無関心になって、畜生どもがますます傲慢になるのを放っておく」(RAP AGAINST DICTATORSHIP「プラテート・グー・ミー」より)