読みたい本が隣の大和市立図書館にあったので行ってきた。大和市立図書館の休日は明日と明後日(大晦日と元日)だけ、方や藤沢市内の図書館は全て今日から三が日いっぱい休み。
学生さんで図書館の机スペースはぎっちりだったし、書棚の間のベンチやソファーもいろんな大人でいっぱいだった。(こども図書館は別フロア)
受験勉強追い込みだったり、日中の居場所が図書館しかなかったり、本を買えない読書家や勉強家だったり、様々な人のニーズがある場所で、年末年始がっつり休んじゃうのどうなんだろうね、と思う。
甥たちと過ごしています。甥たちに半ば強制されて人気の雨欠の動画を見たのですが、単発のシンプルな動画は、あなたの知らない奇妙な世界が広がっているという感じでけっこういいのに、映画になった「変な~」シリーズの動画は、精神障害者は目に見えないものが見える~の序盤でうんざりしてしまいました。
私の好むホラーのたぐいは、ぬいぐるみやかわいい生き物が人間の知らない・制御できない面を持っていて、馬鹿にしていたら牙をむかれる~といった内容が多いので、こういった「精神障害がオチ」として扱われるものをほとんど見たことがなかったかもしれない。
子どもにものすごく人気な「なんだこれミステリー」みたいにテレビでやるようなポピュラーなものになると、こういった扱いのものがものすごく増えるのかもしれない。イヤだな。
国家公務員は無許可での兼業が禁止されていたのにやってた職員がいました、というニュースを発するとき、兼業内容が風俗や「パパ活」だったことってそんなに言う必要あるんだろうか。風俗や「パパ活」をして信用を失墜させた、という文章って、本当にそんな当たり前のこととして簡単に書いていいことなんだろうか。
反語ですよ。
兼業がこれ、本屋バイトだったら? コンビニ店員は? 清掃員は? 警備員は? お豆腐屋さんだったらどう? 百貨店の売り場スタッフや受付は? 保育士や看護師だったらどう?
同じ書き方になるとはどうにも思えなくて……
今日はリハビリだったのであさイチを見てみたが、『窓際のトットちゃん』とか戦争に関連して、黒柳徹子が「兵隊さんにスルメをもらうために万歳をしたが、それで結果的に兵隊さんがやる気を出して頑張ってしまったなら自分も加害者だ」というようなことを言っていました。
些細なことに思えるけど、こうやって子どもすら、被害者だけでなく、加害者にしてしまうのが戦争なんだとわかる、すごくわかりやすいエピソードだと思います。
戦争に同調してしまうだけでなく飢えて窃盗をしたり、少年兵になって殺人までしてしまうことも戦争の怖いところですよね。
でも、それにアナウンサーが「そんなことないよ、(子どもなんだから)気に病まなくていいよと思う」みたいなことを言っていて、ちょっとがっかりしました。黒柳徹子の話をちゃんと読み取ってほしかった。
これでちょっと思い出して『コジコジ』を読んだのですが、コジコジ、フルイド的だ……!
話題になってたボーボボもそうだけど、ギャグ漫画のキャラって、得てしてフルイドになるなあと思います。
映画の「マイ・ブロークン・マリコ」観ました。漫画は未読です。
登場人物たちのしんどい背景とうらはらに、テンポよく進んでいくのはよかった。でもシイノの存在があったとしても、マリコにあまりに救いがなく感じられるので、自死をあつかうものとしては、ポジティブな面だけをとらえられない映画だと思います。
本・海外の映画・ゲーム全般・同人ゲーム好きなオタク/ロマンス要素があるゲームが特に好き/トランス差別に反対です/demigenderfluid/