おれの人生を漫画にすると数ページに一回の頻度で「ここで謎の倫理観を発揮する」が頭の横のあたりに書き文字で置かれますからね。
おれの人生ってこの（謎の倫理観を発揮する）によって妨げられ続けているんでしょうか？
メール（任意のメッセージシステムを含む）を書くのが苦手なのですが、仕事は苦手ではないので仕事のメールだけは書ける、といった状態です。全てを仕事だと思えばいいというのはそうですが、でも友だちに仕事のつもりで書いたメール送るなんてよくないじゃん！（謎の倫理観を発揮する）
作品に対して自分自身よりもすぐれた批評をなせる批評家に出会える作家なんて、ほんの一握りじゃないですか。作家は批評家じゃないから自分の作品を批評してみせないだけで。これはその一握りになりたいぜ……という話です。よろしく頼みました。
自分の書いているものに共通する要素を抜き出してみるの、引き出しの少なさに情けない気持ちになるだけなので、あまりやらないほうがよさそうですね。共通要素を抜き出せるほど熱心に読んでいる読者ってほとんどいないし、いたとしても既に熱心な読者なので……ということを考えると、マンネリを恐怖する必要はないんですよね。
第一次世界大戦を経て戦場における軍馬の重要性が強く認識された結果として従来は「活兵器」とされていた軍馬が「物言わぬ勇士」「無言の戦士」と表現されるようになったの最悪で良い。
これや
“しかし、人の一生は短いものだ。生涯にわたって権利を主張できる土地の広さは知れている。そこで、人類は死者を利用することを考えついた。この土地は父からゆずりうけたもの、先祖代々の土地であると宣言することによって、その所有権を子孫へと継承していくのである。墓はそのために建てられた。人々が先祖を崇拝し、家系図を大事にするのは、先祖を引き合いに出して土地の権利を守れるからである。狩猟採集民や遊牧民の社会には墓を作らない文化が多い。ピグミーもブッシュマンも死体を埋葬するが、墓というものは作らない。モンゴルの遊牧民は鳥葬で、死体を鳥に食わせて埋葬すらしない。”
「竜と沈黙する銀河」の冒頭で妹が話すお墓の話は、たしか山極寿一の本から貰ってきたやつなんですよね。
「軍馬碑」のご本を読んで、おもしれ～となってから、自分が「お墓は人類最大の発明なんだよ」から始まる小説を書いていたことを思い出して（本当に気づいていなかった）、おのれのあまりの一貫性に、赤面……。（日記）
「軍馬碑」のご本を読んで、おもしれ～となってから、自分が「お墓は人類最大の発明なんだよ」から始まる小説を書いていたことを思い出して（本当に気づいていなかった）、おのれのあまりの一貫性に、赤面……。（日記）
戦時中に民衆が戦没者の碑表を建てまくるしどんどんデカくて華美にしていくので内務省や軍が碑表は一市町村に一基に限ると通達をくり返し出しているの面白いな。お前らが人を駆り出して死なせるからそうなってるんだろ。
最後の一人になるまでマイナンバーカードを作成しないと父祖に固く誓っているので台紙に糊で住民票を貼り付けて確定申告しています。（転居しているため通知カードも使えない）
梗概を書くのが難しいのは、シンプルに作例（？）が表に出にくいから、そもそもどんなものが求められ、どのように評価されるのかがわかりにくいから、という部分も大きいと思うので、そのへんに役立てばいいかなというのもありますね。
とりゅう
さんがブースト
日記書きました。／第14回創元SF短編賞の最終選考前改稿について http://nyukuiri.seesaa.net/article/502621982.html
タイトルどおり、創元SF短編賞の最終選考前の改稿について書きました。12回（溝渕さん）、13回（笹原さん）と続いてきているので謎の伝統行事みたいになっていますね。
応募時と最終選考時の梗概を比較する、などもやってみております。もともと著者解題とかあとがきが読むのも書くのも好きだからやっているだけのことですが、創元SFだけでなく、公募を目指される方にとって何かしらの参考になれば幸いです。
本文中にも書きましたが、改稿（だけでなく執筆一般に言えますが）は、信頼のおける読み手の方に読んでコメントを貰うのがいちばんいいと思います。おれも、このアカウントの相互フォローくらいの方でしたら、お声がけくだされば、忙しくなければ読んでコメント書くことくらいはしますよ。
日記書きました。／第14回創元SF短編賞の最終選考前改稿について http://nyukuiri.seesaa.net/article/502621982.html
タイトルどおり、創元SF短編賞の最終選考前の改稿について書きました。12回（溝渕さん）、13回（笹原さん）と続いてきているので謎の伝統行事みたいになっていますね。
応募時と最終選考時の梗概を比較する、などもやってみております。もともと著者解題とかあとがきが読むのも書くのも好きだからやっているだけのことですが、創元SFだけでなく、公募を目指される方にとって何かしらの参考になれば幸いです。
みなさん（誰？）に向けて何かを発表したい！ という気持ちだけが強くあるものの、特に今発表できることは何もなくってぇ……という状態です。
最近買った本をまとめたら、同人誌や漫画含むとはいえ1ヶ月半で90冊近く本買っていたのにぞっとしたので、これからはこまめにまとめようと思いました。
米軍が活躍している映画を観ると、脳のいらんことを言う領域である〈いらんこというな野〉が活性化して「愛国者（パトリオット）になっちゃうよォ〜！」と口から出そうになりますね。嘘です。
自分の気に障るものに接したときに「地雷」という言葉を使うことが無理になって久しいので、全く同じニュアンスで使うことのできる「逆鱗」があってよかったと思います。おれはドラゴンだから使用に正当性もあるし（？）
作家（阿部登龍）。第14回創元SF短編賞受賞作「竜と沈黙する銀河」（紙魚の手帖vol.12）、「狼を装う」（同vol.18）。SFとファンタジーと百合とドラゴンとメギド72が好き。
お仕事のご依頼は東京創元社までどうぞ。
通販 http://abe-dragonslay.booth.pm
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