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マッドマックス フュリオサ

4DXで観る機会はそんなに多くないから比較対象は少ないけど、体感で2番目に激しかった。1番目はスパイダーバース:アクロス・ザ・スパイダーバース。あれはやばすぎた。

前作に引き続き、フュリオサというひたすらかっこいい女が見れる。
さらにメリー・ジャバサ(フュリオサの母)というかっこよすぎる女まで。序盤にしか出てこないが、印象が強すぎる。吹替版では小林ゆうさんなので、そっちもかっこいいぞ。

圧倒的、狙撃能力、追跡能力…さらにバイカー・ホードに単独侵入で一旦はフュリオサを助け出す…。同じ母親(仮)への同情を見せなければ、緑の地に帰れていたんじゃなかろうか。冷徹になれない、人情があるのがこのフュリオサ親子の弱点であり魅力でもある。

警護隊長ジャックの事はめっちゃ疑っていた。どこで裏切るのかと。ただのめっちゃいい人。ディメンタスの元手下との死闘やバレットファームでの無双がめっちゃかっこいい。
二人で緑の地に行ってほしかった…。悔しい。この時点で緑の地が残っているかは分からないが。

ディメンタスがフュリオサとジャックの関係性を恋人と評したが、恋人だったのか?
ディメンタスが男女の関係性を恋愛でしか解釈できない解像度の持ち主的なの見てなるほどと思った。
もちろん関係性はどっちでも好きだけれど。

イモータンジョーの妻(子産み女)の待遇が一見良いのが恐ろしい。マッドマックスの中ではトップレベルに充実した衣食住の環境なので、周りも自分自身も贅沢で恵まれていると縛ってくる地獄なんだろう多分。あと、あからさまな支配ではない事で反抗心を抑えて支配しやすくなる効果もあるよね。怒りのデスロードで1人泣き言を言ってたような。

もちろん恵まれているなんて事はない。イモータンジョーの妻(子産み女)の出産の直後は恐ろしかった。産む機械に人権は無し。健常児な男子に価値があるので、障害児とそれを産む女は切り捨てられる…。そもそもレイプだし。

オーガニック・メカニックとフュリオサの最期の一瞬が地味によかったな。極限状態でちょっと通じ合う的な。心ではなく、行動の意図の理解的な意味で。超一瞬の協力関係

緑の信号弾の意味は説明されてなかったけど、赤の説明はされていたのでなんとなく察せられる仕様。

予告未視聴で新作にクリヘムが出るよという情報だけを知っていた頃、クリス・ヘムズワースが好きだから何となく出てくるキャラにいいイメージを持っていた。
フュリオサを強く成長させるきっかけとなった何か偉大な人みたいな。
いや合ってたけどある意味。
予告見たらディメンタスは普通に復讐相手だったし、本編見たら全然怖かった。小物感も沢山あるのに油断ならない怖さ。
伊達にバイク帝国を作ったりイモータン・ジョーと取引したりしてないよね。作中一番のピンチであろう時が一番強そうだった。
吹替版のディメンタスはクリヘムだからか三宅健太さんなんだけど、ところどころ原語版のノリを拾ったギャグ要素があって面白かった。吹替版だとそこ伝わりやすくていいね。

ファイルーズあいさんが吹替声優してるフュリオサもめっちゃかっこよかった。

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