2世と器
燈母様がヤバい方のカルト宗教に(運営側で)のめり込むのも過去に何か遭ったからっぽいけど何でだろう。心の傷に付け込まれた人間が付け込む側に回っちゃったのか。付け込む側と言っても、燈母様側も多数の信者側もも助かると思い込んでいるから、意図してつけ込んでいるわけじゃないけれど。
東春一のお母さんがあんたと同世代の子どもになら私だってそんな事できないけど、燈主様は神様であって人間じゃないからと言う。神格化と蔑称は紙一重というか、人間扱いしてないという点では同じと聞くけど、最たる例だな。
カルト宗教の問題を過度に一般化してみんな持ってる問題だよねというのは、女性差別や同性愛差別などに関してどの属性でもみんな辛いことだよねと差別等があるゆえに起こる問題を矮小化するみたいで良くないかもしれないけど、プチ神格化ならけっこうみんなやりがちだよな。自分も大抵の他の人も絶対イヤな案件でも、あの人なら大丈夫だからって色々任せ過ぎちゃうとか。 カルト宗教こわい、あいつらは自分達とは違う頭のおかしい人間の集まりだ、じゃなくて、地続きなんだと思う。
2世と器
鹿島くんがアロマンティックでもパートナーを持つ人もいるって話題を出した時、確かにいるけどそれをあんまり期待されてもな…と一瞬モヤっとしたけど、東春一と賽原永馬の関係性の築き方は決してアロマンティックでも"普通に"パートナーを作れるからみたいな内容じゃなく、お互いを尊重し合った関係だったのでよかった。鹿島くんもあくまで永馬くんが告白したいならしてみてもいいんじゃねってあくまで機会に焦点を当てていたしね。どういう関係性を築いていくか考えられるチャンス的な?