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ずっとSNSに来ていませんでした。

「修理の権利」原稿をやっと上梓しました。正確にいうと、

「製品の購買者・所有者や、所有者が指定する独立系(つまり製造元非公認)修理業者が、製品の修理・メンテナンスに必要な故障修理情報やツール、部品にアクセスする権利」

の話です。デジタル化、IoT化の世の中では、高いお金を出して買った機械でも、自分が思うように修理に出せなかったり(技術者であっても)修理出来なかったりするんですよね。

米国においては競争法、消費者保護法、知財の観点から、連邦・州の両レベルで法制化や行政面での調査が進んでいます。時間がかかりましたが、一市民としても調べていて興味深いトピックでした。

まだ進行中の話なので、これからの展開が楽しみです。

日本の学会誌に掲載される予定で、そのあとはウェブ上でも公開されるかもしれないので、もし可能だったらリンクをアップしますね。もしご関心のある方がいらしたらご高覧いただければ幸いです。

葉さん、お久しぶりです!お見かけしないなぁと思ってたところです。
一区切りついたのでしょうか。おつかれさまでした🎉

内容、とても興味あります。
身近なものならiPhone。ちょっとした修理やバッテリーの交換などApple Storeに持って行くよりも安い町の修理屋さんでもと思うのですがtrade inの時にAppkeもしくは公認のBest Buy以外の修理の形跡が認められるとtrade inできないと言われたことがあります。

車のタイヤにしても空気圧のセンサー内蔵なので簡易パンク修理キットの使用を躊躇ったり。

ハイテク化が進むにつれて「直す」事は減っていきましたよね。Apple Storeは昔だと修理に数週間かかったりしてその間使う安いプリペイドの携帯買いました。
修理にかかるコストやハイテク化による人の手での修理が難しくなっているなどの背景があるのかなと思っていたけど「権利」の視点から考えた事なく「そんな時代になったんだろう」で片付けていたのでとても興味が湧いてきました。

公開もしくは購入出来るようになったらぜひお知らせください🙏

@yuril @sayuri_t_h 製品についての知識(組成概要、部品・成分情報含む)については、製造元とエンドユーザーの持つ情報は著しく不均衡なので、消費者が「気づかずに」いる部分も多いと思います。

諸製品の修理を難しくしている理由の一つはIoT化だったりしますが、インターネットの普及によって「修理の権利」提唱側(エンドユーザー、各業界・各製品群の独立系修理業者、アフターマーケット部品業者)などが繋がりやすくなったおかげで Right to Repair ("R2R")が活性化した側面もあるかも。


本当に面白いですね。

ちょっと話はそれますが、最近時々目にするトピックにBluetoothでリンクすることにより車が読み取るスマホの個人情報を規制する法がまだ無くて実質無法地帯となっているというのも新時代に突入して法整備が追いつかない分野の1つでもあるなと思います。

技術の発展に伴い必然的に出てくる見えない法の隙間みたいなものは今後も増えていくのでしょうね。
葉さんが取り組まれてる事もその1つでしょうからとても興味惹かれます。

@sayuri_t_h @yuril 車が読み取る情報、といえばこのpodcastエピソードが怖かったです...。youtube.com/watch?v=6_avb_9q0S

個人データ保護法、現在いろんな州で整備中ですが、まだフロンティアなんですよね....


私もこのエピソード聴きました。
位置情報を勝手に把握されてるとか保険の話とか怖すぎますよね。
メルセデスが裁判所から元夫の接近禁止命令が出てるのにアクセスを放置したのには驚きましたがこれも法整備が追いついてないゆえのマニュアル不在が原因なんでしょうか。

今後も情報の入手手段もアクセス範囲もどんどん変化していくでしょうからとても大変な分野になるでしょうね。

@sayuri_t_h @yuril メルセデスベンツの対応は、社内マニュアルみたいですね。telematicsで採取する情報をどうするか、については法的オーナーにはavailableにするのは(DVというシナリオを思いつかない限りは)普通の対応なので、マニュアルあるけど、DV法がそこまで想定していないから、ストーカー配偶者とかがいない「安全運転状況の」マニュアルだからでしょう。

@sayuri_t_h サユリさんお久しぶりです!激励のお言葉、ありがとうございます。

機械が「機械」的だった頃と比べて、現代、我々が毎日頼っているモノたち(スマートフォンとかコンピューターとか車とか)は、ソフト(software, diagnostics, system updates...)搭載器なんですよね。

赤州のfarmerたちも、農耕作業機を自分で修理出来ない時代になって困って・怒っているので、この話は超党派で進めやすい話ではあるみたいです(ただし企業側のロビーも凄い)

リンクアップ可能になったらこちらにリンク掲載しますね。

@YoWatShiina これは関心大有りですね。いま身の回りのデジタル関連商品の全てといっていいと思いますが、“純正品推奨”などと様々な方法で修理やメンテナンスをメーカー系列の業者へとユーザーを囲い込むことを目論んでいますよね。商売ですからある意味当然といえますし、ユーザー視点としても勝手知ったる業者さんの方が頼みやすいというメリットもあります(私がそう。ズボラなので😅)が、概して費用が高い印象です。カシコいユーザーならば、今の時代それこそ世界中から、より優秀でリーズナブルな価格で請け負う業者を探し出せるでしょう。

@JunHatakeyama そうなんですよねー。どんどん、機械を買うだけではなく、機械+データを買う+ユーザーデータを収集される、というシステムになっている。自動車などにおいては、そこで収集されるユーザーデータが修理に必要な情報という場合もあるでしょうし...

でもそれは簡単に「抱き合わせ」販売の構図になりますもんね。修理サービスという二次的市場の競争を奪い、その特定製品の修理サービスという市場における独占を招く結果にもなるから、そこでサービスの質低下と、それに反比例して価格は(競争の不在により)上昇、という結果にもなる。

日本にいた頃は公取とかよくわからないし独禁法って何か遠い世界のもの、と思っていましたが、米国に来て偶然競争法の世界に足を踏み入れて、健全な市場競争って大切なんだなーと改めて噛みしめています。。。

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