今年の春頃にアヴィシャイ・コーエン(Bass)の来日公演があったのだけれど、協賛にイスラエル大使館がついているせいもあってかチケットがかなり余っていた。今回の侵攻に関してイスラエル出身ミュージシャンのSNSを見ると大半は全く言及しないか、矢印が自分に向くのを恐れて更新をやめているかだった。アメリカでのユダヤ人コミュニティの強固さを想像すると「なんで何も書かないんだ」と自分は言えない。でもシオニスト的側面を全面に出している人(Omar Avitalとか)がいるのは相当悲しかった。Seamus Blakeの侵攻停止を呼び掛けるポストに「YHWHの御加護が〜」みたいな返信をしているのを見た時の絶望感は今でも覚えている。