愛の告白もそうで、「あなたなんて好きじゃないし」と言われるリスクを背負って「あなたが好き」と言うから価値があるところがあります。「わたしはあなたが好きなんで、あなたが告白してくるのを待ちます」は賢いですけど感動的ではないです。「あなたといても楽しくなかった」と言われるリスクを引き受けて「楽しかったです!」と言い切る人間が好かれることはあるから、「つまんなかったですよね」なんてリスク回避に走らずに「あなたとご飯食べられて楽しかった!」と言うのは大事だと思います。別に恋愛に限らずね。
でも、SNSでは正しくて強くて優しい完璧超人でなくては好かれないみたいな言説が流行るけど、人間は概してみんなアホだしみんなクソです。それをなんとか、少しでもいいものを外に出そうともがいている、その情けなさも決して否定されるべきものではないとも思います。
人を食事に誘うときは「暇だったら飲みませんか?笑」と書くより「よかったら飲みましょう!美味しいお店知ってるんです!」と書く方がよいでしょうし、あとで「楽しくなかったですよね、すみません」と送るより「昨日は楽しかったです」と送る方がたぶんいいです。相手が「つまんなかったな、今度は行かんとこ」と思うと勝手に予想してはいけません。
でも、こういう「明るく快活に、相手の気持ちを度外視して自分の楽しさを伝える」って、ある程度自己肯定感がないとできないんです。
二十歳くらいのころ、道すがらの見知らぬ人の困り事とかに「あらあら、まあまあ!」と言って駆け寄っていったり介入していける歳の取り方したいなと思ってた。
信号を渡れなくて困ってる人とか、買い物袋が破けて道に荷物をぶちまけちゃった人とか、自転車で転んじゃった人とか、迷子になって半泣きのキッズとか。
誰もが見て見ぬふりする街の風景に「あらあら、まあまあ!」と驚いた声を出しながら現場に駆け寄るヒューマン。街中のファーストペンギンみたいな。
昔はある程度そういう人がいて、そう人の一言から始まってその場がサーっと助け合おうというムードになる、そういうムードメーカーがいたんだよ。実際に出す声は「あらあら、まあまあ!」ではないかもだけど。後からお節介と言われてもその批判もイケシャアシャアと受け入れながらも、まずは困り事へ声をかけて介入していける街の人でいたい。
定時退勤。辛うじて昼食中は仕事しなかった。最低限2つの誓いを守れた。明日は厳しいかも。
職場の年齢構成なんかも理想とか計画と今現にどうかってこととの間で葛藤したり上手いことやったりしなきゃならんわけですから歳を取ってることが一概に悪ではないんですよね本当は。大体はチームで仕事するわけだし。
チームで補えないとかどうしてもこの仕事ではこの能力無しには無理という基準はあると思いますが、場合によってはそれさえ上手くやっていくしかない。上手くやらないと次の能力ある人の補充も出来なくなる。ただのフレッシュさで採用、昇格させて組織の実力としては最初に戻っただけ、になっちゃう。
弊職場のことですけどね。
っつわーけで、俺は割とカウンセリングに頼っている。「やばそう」と思ったら早めにカウンセリングの予約を入れている。
「辛い事があったときに『次のカウンセリングで話そう』って思うようにしてみて」とアドバイスされたこともある。自分のつらいことを安心して話せる場所があるのは大事よ。それが一つじゃなくていくつかあるといい。
俺の場合は、日本のカウンセラー、居住国のカウンセラー、何人かの友達、仲良しの同僚&上司、兄弟、いとこ、そしてマストドン。
本当は恋人にも話したいけど、今恋人は人の辛さを受け止められる状態じゃないのでな。こちらが受け止める側になるのだ。
北の果てでポンコツ教員してます。。。
born in Sapporo in 1972
he/him
Sapporo > Rishiri > Nemuro > Kitami
teaching at a high school
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