私の中ではガイアパイセンは法律上の姓変えてなくて名乗りだけ変えてることになってるから…。だって現在進行形で紹介文だか説明文だかに養子って書かれるし義兄弟って書かれる。
あの手紙の「返信はしなくても構わない」みたいな、家は出たし名乗りも変えるけど、養子縁組取り消したいなら取り消してくれて構わない的な法律上の関係をどうするかは義兄に委ねてんだ…んでも今に至るまでディルックさんは取り消してないし取り消されてないのをガイアパイセンは知っている…っていう。
ブリュー祭での君がサインするか、も、今なおラグヴィンドのサインをする資格がガイアパイセンにあることを仄めかしているわけだ。でも表向き現騎兵隊長はラグヴィンドと距離置いてることになってるから、現騎兵隊長がワイナリーからの物にサインするわけにはいかないだろってなるんだ…「俺が」サインするわけにはいかない、じゃなくて、わざわざ「現騎兵隊長が」って言い回しをするのはそういうこと…
あの夜のおとうとへの仕打ちを後悔してるか否かで言ったら、ディルックさんの性格的に後悔してないわけないと思うんだよね。
十数年間、双子の如く睦まじく過ごしてきた相手に剣を向け、あまつさえ痕の残る怪我を負わせたこと…相手に対する愛想が底をついてるってんならともかく、ディルックさん、別に全然そんなじゃないじゃん。めちゃくちゃおとうとに情があるじゃん。
そんな状態でおとうとへのあの日の対応を後悔しないキャラではないでしょディルックさん。情に厚いいいやつなディルックさんが後悔してないわけないでしょ!(断定)
義兄弟、旅人との出会いによって変化が齎されたとしても、それはディルックさんの方にだけじゃないよねっていう。
一人で戦ってた義兄に相棒が出来たっていう義弟側からの片割れに対する変化だけでなく。
バーテンイベでロサリアさんが、ガイアパイセンが自らちょっかい掛けるほど興味持ってるのはディルックの旦那と旅人にだけ~みたいなこと言ってたわけでさ。つまりそれは旅人が現れるまではガイアパイセンの興味はただ一人、ディルックさんにだけ向けられてたってことで…