「占」
この前、🇺🇸ユダヤ人友人が出張で横浜に来たので会いに行った。友人は日本語を習い始めたところ。覚えた漢字も小学2年生レベルまで。どちらも仕事を抱えてきているので、ノートPCで仕事をしながら、少し外に出る休暇スタイル。宿泊先が中華街の近くだったので、毎晩中華街で食べ歩きを繰り返していた。
少し漢字がわかるようになった友人は目に入る漢字を読んでいく。簡単な漢字なのに中華街にあふれており、読み方をなかなか学校で習わない漢字、それは「占」😅「占」がついているお店の呼び込みもなかなか。そりゃ、意味が気になるはず。意味を聞かれたから教え、テキトーに相手が喜びそうなことを言えばいいし、元手がかからんしね、と解説を添えた。
京都・大原で源氏物語の話になり、友人に1000年ほど前、女性の作家が一夫多妻制の貴族社会における恋愛をはじめとする人間関係の機微を長〜い物語として書いたもの、と説明したら、ちゃんと覚えていてPalo Alto(Stanfordがあるあたり)の古本屋で見つけたらしい。
友人が驚いたのは、貴族の若い姫たちの教育目的でこの物語が書かれたことだった。
(後で編集予定)
近所に24時間無人生餃子販売所ができた。コロナ禍でこのようなシステムが進んだのは知っている。けど、日本のように治安がよく金銭的な倫理観が確立しているところでないと成り立たないだろう。
海外に出ると、日本のようにどこでも自動販売機を見つけられないことに気づく。自動販売機ですら、壊されてお金や中身を持っていかれるからだという。あっても故障状態で放置されていることも多い。
パリの地下鉄の自販機にどれだけ小銭を巻き上げられたことか。
福岡に来たとき、散歩中にミカンを袋にいれて並べてあり、一袋200円という板が置いてあった。長年、大阪や東京で過ごした私たちは驚いた。そんな平和はいつまで続くのだろうか。続いてほしいけど、不安になる今日このごろ。
京都南禅寺の側にブルーボトルコーヒーがあった(写真左)。ミーハーたちは海外人気ショップが日本に上陸すると飛びつく。でも、このブルーボトルコーヒーの創始者が渋谷・宮益坂の老舗珈琲店 羽當(はとう)からインスピレーションを受けたとは知らないかも。
かくいう私も学生時代に行った羽當がモデルだったから記憶に残っているにすぎない。
羽當は渋谷東口の昭和30年くらいからあるとおぼしきボーリング場(さすがに再開発されただろうか)の少し奥の路地を入ったところにある。
珈琲で1500円くらいだっただろうか。右の写真のようにさまざまなコーヒーカップが並んでおり、ネルドリップで時間をかけて抽出したコーヒーを客の雰囲気に合わせた器で出してくれる。(写真右)
精一杯背伸びしていた思い出を胸に表参道のブルーボトルコーヒーに行くと、シングルオリジンのコーヒー豆かもしれないけど、ペーパーフィルターで白いコーヒーカップに出してくれるだけだった😵というわけで、この南禅寺前のショップには入らなかった。
東京に行ったら、また羽當に寄ってみたい。お値段は今でも決して安くないけど。少しは似合う大人になっているといいな。
今日は大学の授業でハラルフードを例に挙げて様々な理由で食べられない食品があるケースについて教えた。栄養学周りの英語ということになっているが、実際は日本語で背景などかなり説明する。
写真は先日、ユダヤ系友人と京都のレモンラーメンを食べに行ったときのもの。レモンラーメンを調べてきて食べたいと言い出したのは友人。コクのある白濁スープにレモンスライスが敷き詰めてあり、粒々を外して食べる。サッパリして美味しかった。
食後、気になったのは豚骨ラーメンだったかもしれないということ。友人にあのスープの出汁は何かな?とそれとなく尋ねると、チキンじゃない?と言う。そもそも、友人は豚骨スープを食べたことはないはずだ(ユダヤ教では豚肉を食べてはいけない)。おそるおそるググると友人が言う通り鶏がらスープだった。ホッ😮💨
私自身は食品アレルギーが酷く、アレルギー物質がひとかけら口に入っただけでわかる。なのに、アレルギーがないものに関してはアバウトな味覚しか持ち合わせていないらしい😂
夜明け前の伏見稲荷。実は24/7営業。念のため、懐中電灯を持って行ったが、踏み外さない程度の照明はある。丑三つ時参拝の提案者であるアメリカ人友人はインフルエンサーがいない、とご満悦。始発で出かけたけど、頂上に着く頃には夜が明けてすがすがしい朝を迎えた。
友人が
「カラスはintelligent creatureって知ってる?」
と言うから、
「こないだ日本に来たとき、豚肉を食べないのは宗教上の理由では無くintelligent creatureだからだ、って言っていたよね(友人はユダヤ系)」
と返した。
やがて、麓の『うなぎ、すずめ、うずら、…』の看板のところまで下りて来たので、英語で説明したところ、ちょっと衝撃だったらしく看板を撮影していた。
「スズメもintelligent creature?」
と聞いたら、Noと言うから、
「じゃ、食べていいんだ?」
と確認するとYesらしい。ウズラも頭が悪いから食べていいそうな。
そうはいうものの、宗教上食べられないものは教義で定められた頃の衛生状態に基づいて食あたりを起こさないように定められた、って以前自分で言っていたけどね。
Reina🐰@Twitter teaching@university while translating between Japanese and English (rarely French), Certified healthcare interpreter, MSc