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プリニウス さんがブースト

どうしよう,収監されたくなってきたぞ…(ほんまか
「拘置所内での生活は、中世の修道院のようです。中世の修道院や大学では、書籍は一冊しか所持することが認められず、それを完全に習得するか、書き写した後に次の本が与えられるシステムだったそうです。拘置所もそれにかなり近いところがあります。私本については三冊しか房内所持が認められていません」
「おそらく、「拘置所は学習と鍛錬の場」と自分で決めてしまったからでしょう。食事もおいしく、集中して勉強できる現在の生活を私は心底楽しんでいます。保釈の必要ありませんし、接見禁止が続いていたほうが会いたくもない面会希望者との会見を断り、気まずい関係になるよりもずっとよいです」
「ある意味で、拘置所内での生活は、夏目漱石の「それから」における代助、「こころ」における先生のような「高等遊民」の世界に似ていると思います」

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来た、見た、負けた、だとveni, vidi, vinci になるのかな

何の裁判だったか失念したが、キケローが弁護して負けた裁判での弁論を後に出版した際、彼が弁護していた当の人物から「この通りに言ってくれていれば負けなかったのに」みたいに皮肉られた逸話があったような……

もっともキケローは自分の関わった裁判の弁論も出版時に大幅に手を加えたという話もあったので、ここでのウェッレイウスの発言内容もキケローの言葉や言い方にかなり書き換えられている可能性もあるのかもしれない。

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この部分はキケローの知人ウェッレイウスの発言の一部なので、キケローは知人の言ったことをそのまま書いたのかもしれないが……

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あとaetherは後に「エーテル」になった言葉らしいですね。

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circumfusum(取り巻く)、cingentem(取り囲む)、conplexum(包含する、巻き付く)という微妙に異なる類義語を続けているあたりがキケローの妙なのかもしれないが、ちょっと訳しにくいかもしれない。

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ある時は最も遠く高くにあってあらゆる方向から取り巻き、また最も外側から全てを取り囲み包含する炎、アエテールと名付けられているものが、間違いなく神であると彼(クレアンテース)は確言する。
キケロー「神々の本性について第1巻37」

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tum ultimum et altissimum atque undique circumfusum et extremum omnia cingentem atque conplexum ardorem , qui aether nominetur, certissimum deum iudicat.
Cicero, De natura deorum 1.37

なんかそれ以外にもいろいろ書いていて面白いサイトですね。

古典語の文字や発音等についてはこんなサイトもある。

toxa.cocolog-nifty.com/phoneti

ラテン文字の原型はギリシア文字だけど、その間にエトルリアが挟まっているのでその影響も受けているようだ。

しかし古い時代の発音の問題など考えると、録音という発明は偉大であると言わざるを得ない

「英吾」って珍しい誤変換だな……正しくはもちろん「英語」

ただその後の5.半母音で、通常の英吾のjとvの音は古典ラテン語には存在しないが、子音uの一部の人々の発音は恐らく英語のvに近いものであった、という記述も一応はある。

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例によって「ラテン語形態論」(Allen&Greenough著、梅谷武 編、算円舎)を見てみると、第1章文字と音韻の1.アルファベットの項目bでVは元来母音uを表し、Fは子音wを表すためのものであった。Fが/f/の音価をとるようになったとき、Vは母音uとともに子音wとしても用いられるようになった。
という話が出てくる。

なるほど。b/fのパターンは多いですね。

なのでドイツ語のbinとかbistも同系ということになる。

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