『夜明けのすべて』
本当に良かった。上白石萌音さんはわたしが世界でいちばん応援している人のうちの一人で、松村北斗さんはわたしが世界でいちばん応援しているグループのメンバーの一人なので、ずっと心待ちにしていたんだけど、今日この映画に出会えて良かった。
作品との出会いは個人によって全く異なるものだから、普段あまり誰にでも強く何かをすすめるということはしないんだけど、この映画はなるべく多くの人に観てもらいたいと素直に心から思った。
なんて丁寧に作られた映画だろう。ひとりひとりの人の在り方、心、感情、振舞い、などを、なんて誠実に温かく優しく眼差しているんだろう。当たり前に誰もが弱さや困難を抱えていて、それは特殊でも異常でも悲劇でもなんでもなく、ただただ続いていく日常の中にある。
わたしが小説でやりたいこと、のコア、のような部分がこの中にあると感じた映画に近年で2本出会って、ひとつは『キリエのうた』、もうひとつが『夜明けのすべて』だったと思う。両方に松村北斗が居るなあ…
『遠いところ』を観ました。
沖縄の貧困と暴力と閉塞の中を暮らす若い母と子の物語。
淡く繊細で鮮やかな光と色彩で撮られている美しい映像なのに、観ている間ずっと息が苦しかった。でもきっとどこでにもある、ほんとうの、受け取らなければいけない痛みだった。
タイトルの「遠いところ」に二重の意味を感じる。アオイと海音は、「遠いところに行きたい」と言う。でもあたしたち本州の人間にとって、どうしたって沖縄は遠くて。わかった気になんて、そう簡単にはなれなくて。
あたしは「沖縄」を綺麗で都合の良いエンタメや舞台背景として消費してはいないだろうか、と考えることがある。美化でも戯画でもない、その向こうに当たり前のようにあるものを、どうにかして必ず、見つめなければならないと思う。
そして、あえてノンフィクションやドキュメンタリーやルポルタージュではなく、フィクションという表現だからこそできることがあるとしたらそれは何だろうか、と考える。
恐らく日本で今いちばん音が良い、と言われる映画館で大好きな『千年女優』を観てきました。
極上の音響による平沢進の音楽と今敏の映画世界、ずっと味わってたいほど幸せだった…
過去も未来も超越し、フィクションとリアルの間を縦横無尽に行き来しながら、千年を生きた女優・藤原千代子の、ただの恋の話。
どうして彼女は顔も思い出せなくなってしまった彼を追い続けるんだろうと、そのあまりにも正しくて美しい答えが最期の一言にある。
肉体が終わっても残り続けるものが在るし、「あの日から見えていたキミに咲くロータス」であり「タイムラインを跨ぐように生まれてくるキミの日」なのだと、すべてに繋がる鎖のことを思います。
ずっとずっと大好きな映画
家族で石和温泉の「シャトレーゼホテル富士野屋」さんに泊まってきた!
ケーキ付きのプランでケーキも食べて(めっちゃ種類あって選べるしどれも綺麗で可愛くて美味しい)、夕食も朝食も美味しくて
なにより温泉め〜〜〜〜ちゃすごい!
屋上についてる貸切風呂に当日予約でサクッと入れるし、時間で男女入替えのメチャデッカ露天岩風呂があるうえに普通の大浴場の内風呂もデカくてそっちにも露天風呂付いてて何??これ??風呂天国すぎてふやけた
写真で伝わんないと思うけどこれマジめっちゃ奥まで続いてんの!どこまで奥あるん?て感じ
ウェルカムドリンク的な感じで19時までの制限ありで樽出しワインも飲み放題だった!
ほんとに最高の週末でした〜〜〜
※お風呂は誰も他に人が居ないことを確認して写真撮ってます [添付: 5 枚の画像]
つたゐさんのブックカバー使わせていただきます。普段自分でブックカバーを折らないのでちょっとオロオロした…
石川県、日本赤十字、赤い羽根共同募金、公益社団法人シビックフォースにちょっとずつ募金しました。
輪島はもう何年も前に他界した祖父母が住んでいた思い出深い土地です。いつかまた行けますように、今は遠くから愛だけをこめて
#fedibird
QT: https://fedibird.com/@tutai_k/111719527107543950 [参照]
Mugiko ANAN
Queer / ALLY 🏳️🌈🏳️⚧️
Stop Genocide Right Now🇸🇩🍉
文学と音楽と映画とアイドルとVtuberとシーシャが好き
Profile Illustration : ユラユラ人類学