キム・ギドクの性加害を報じた韓国のTV番組 見ました。48分。こちらにYouTubeのリンクがあり見られます。
note.com/jpfilm_project/n/n1c0
大変お薦めです。
※性被害者の方はフラッシュバックが起こると思います
※犯人本人の映像が映ります
※ドアを強くノックする音が演出で入ります

映画監督・主演俳優・マネージャーが示し合わせて女性俳優をレイプ。
犯人は罪を問われると嘘をついて被害者のふりをして正当化を図る。
周囲は権威を前にキャリアを失う事を恐れて沈黙。
... レイプ犯は同じ手口を使う。卑劣だ。
レイプと 、自分の被害と重なった。

番組は「芸術性は性犯罪の免罪符にならない」と明言。
「勇気をもって被害を話してくれてありがとう。被害者の告発のお蔭で救われた命が沢山ある」とYouTubeのコメントには沢山書かれている。

フラッシュバックが苦しくて泣き、
をなかったことにせず・真っ当に罰し・性被害者を救う社会が素晴らしくて泣いた。
日本も一日も早くこうなってほしい。

「神奈川県のトランスジェンダーの会社員が、SOGIハラによりうつ病を発症し労災認定」
yomiuri.co.jp/national/2022110

日本に が無い事が異常だけれど
パワハラ防止法の中で「 防止」が明記され2022年4月から中小企業含む全企業が対象。

で労災認定。やっとか、と思う

私は2022年5月、職場だった勇志国際高等学校に、性交しない自分のSOGIまで開示して上司からの性暴力被害を打ち明け「生徒の安全面を守ってほしい」と嘆願したが、学校はこれを無視し、レイプ犯を庇い、理事長は生徒に「犯人とナナは付き合っていた、男女の仲」などと汚らわしい嘘・レイプの矮小化を喧伝した。
(副理事長には4月に伝えていたにも関わらず二次加害された)
この件、現在に至るまでレイプ犯・元職場両者から謝罪は無い。

警察には伝えた
私も労基に相談したい。苦痛すぎる
PTSDと鬱病の後遺症を負わされている
レイプ・ は二度とあってはいけない

「虐待の"後遺症"を抱えて(1)成人後の生きづらさ」TVerで視聴。
親からの虐待と性暴力と闘う さん。
虐待の連鎖を止めた さんとお子さん。

犯は を狙う事がある。私への犯行もそう。
私は父がモラハラ・暴力・ポルノ写真を見せる等の虐待を行う人間だった。私は今でも大声の怒鳴り声やガチャンという鍵の音(帰って来る音)が怖い。

レイプ犯は支援者のふりをして悩みを聞き出し、サバイバーが元々持っているトラウマ・暴力への恐怖・自己否定感を悪用し犯行する。
おぞましい事だ。

虐待もレイプも人の一生を壊す。その瞬間だけでなく、一生を、だ。
今虐待を受けている子どもだけでなく、サバイバーの成人も、支援を得られるようになる事が重要だ。

そして一番大事なことは【虐待もレイプも絶対しない】事
理不尽な暴力を根絶する事。

理不尽な暴力に遭いながら、生きて、繰り返させないために周囲に伝え続けている方々に、心からの敬意を。
(2は今夜放送だそうです)


齋藤梓・岡本かおり『性暴力被害の心理支援』金剛出版2022.

ゆっくり読み終えた。ゆっくりがお薦めです、フラッシュバックするから。でも絶対にお薦めです。身近な人が性犯罪被害に遭い支援したい人、性被害者への二次加害・SOGI差別を無くしたい人、性被害者本人にとっても、大変良い本です。

本書は を明記した『性暴力被害の実際』(金剛出版2020.)の進化版とも言えます。(↑必読です📖)
特に「差別を背景にしたレイプ」LGBTQへのヘイトクライムの存在が明記されたことは大きいと思います。司法に生かされてほしい。

性犯罪と二次加害の背景には、根深い男女二元論男尊女卑が横たわっている。
そして、どんなSOGIの人であれ【相手の意思を人間として尊重しない人】が【不同意性交】=レイプを行う。絶対にあってはいけない。

を矯正しようとするような残忍なレイプが絶対に無くなってほしい。
私は齋藤梓さんの研究室に 当事者の性被害者として資料提供しています。

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