https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20230701-OYT1T50001/
>共産との選挙協力を巡って、泉氏は5月のBSフジ番組で「やらない」と明言した。反発した共産が公認候補予定者の擁立を加速させ、立民内では、小沢一郎衆院議員を中心に候補一本化を求める動きが出ていた。
もう遅い。もはや、彼を切り捨てなきゃ、立憲の支持はますます落ちるよね。
吉田千亜 著『孤塁』読了。ほとんど報道されなかった3.11直後の双葉郡消防士の活動をご本人たちからの直接の聞き取りをもとに著者が再構成したものだが、分刻みとも思える記述に当時の状況がリアルに伝わる。フクイチの危険な状況を知らされないまま懸命に人を救助しながら消火も行い、家族とも離れ離れのまま不眠不休で活動し、やっと家族と連絡がついて会いに行った先では放射能汚染された車や自分自身の身体に警戒され、忌避されるという消防士の過酷な現実。
私は埼玉で3.12から双葉郡からの避難者の方々の医療ケアに当たっていたが、現地に残った方々のことまで全く思い至らなかったので知らなかったことばかりだ。
「ヒーローになる必要はない」と、避難者の心を慮ってあえて目立とうとしなかった人たちの黙々とした活動があったこと。双葉郡に人が居なくなってからも期限切れのパンを繋がれた犬たちに食べさせて回っていた人たちがいたこと。知らせてもらって本当に良かったと思う。
自然災害と異なり原発事故は人災で、まだ終わるどころかこれからまだ悪化するであろう現地を思うと、そこに住んでいた人たちの心の傷は深く複雑だろう。
特別抗告断念、本当に良かった。
子どもの保育や教育は、政府に要求して獲得するのではなく元々与えられるものであってほしいよね。
そして、大人になったら自分が働いてその分税金として納めて次の世代へ還元していく。
そういう循環が壊れてるから、要求することと自分が生み出すことの境界線意識までもおかしくなってる気がする。
あまりにも必要なものが与えられないから、奪うしかないという考え方になったら、それこそ社会が壊れてく。詐欺が蔓延して、すでにそうなっているけど。
土台を作るためにちゃんと与えられないと、生み出して与えるという根気のいることを持続できる人格が育たないよね。
これはたいへんなことだと思う。
今の日本の抱えてる深刻な問題は、何も生み出せない国になっているということ。つまり、未来を作れないんだよ。このことがなにを意味するか。目先のことではなく。本当に真剣に考えないと、子どもたちの未来はかなり悲惨なものになってしまうと思う。
日本だけでなく、なにかを生み出している人ではなくお金を右から左へ動かしてるだけの人がいちばんお金を稼いでるという国は、みんな同じ問題を抱えてるでしょう。
地に足をつけないと。
【犠牲になるのはいつも子供】
オミクロン株による小児感染者の症状の内容はデルタ株のときと変わらず、むしろ予後に救急治療室に再び運ばれる率はオミクロンの方が高かったという記事
【2年後も8割が日常生活困難】
退院後4ヶ月の時点でコロナウイルス長期障害を負っていた患者のうち、8割以上が2年後も日常生活に支障。2割以上が再入院していたという研究。
【惨憺たる】
オランダでは現時点で約17000人が被雇用者保険組合にコロナウイルス長期障害として認められるのを待っており、2年経ったあとも障害者の半数以上が仕事に戻れない状態という記事。
【群れ】
インドのコルカタでは、複数の季節性ウイルスが「群れ」で一人に同時感染、あるいはバクテリアと同時感染して重症化を引き起こすケースが急増しているという記事。4種類のウイルスに同時感染していた例も。
猫好き。サッカーと音楽と心理学精神医学あと諸々。大宮サポ。Sigur Rós、スピッツ、ミスチル。
psychiatrist/訳書『愛着と精神療法』ほか。