『北海道SFアンソロジー(仮)』への公募を検討してくださった皆様へ大切なお知らせ
『北海道SFアンソロジー(仮)』の企画を再検討することにいたしました。
経緯と理由を掲載いたしましたので、お読みいただけますと幸いです。
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-books-hokkaido-tokyoshitamachi-public-offering/
東京を中心とした仕組みは当たり前すぎて有徴化されずにそこにあるので、そうじゃないことが過剰に有徴化される、というのはなかなか辛い。
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北海道・東京下町SFアンソロジー、公募実施‼️
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【北海道】
📅募集期間 2/10〜2/20
📍テーマ 「固有種」、「○○の北限/南限」
【東京下町】
📅募集期間 2/20〜2/29
📍テーマ 「下町とはSFの証明なり」
👇アンソロジーのコンセプトや詳細👇
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-books-hokkaido-tokyoshitamachi-public-offering/
#かぐやフェス のときに坂崎かおるさんにご恵贈いただいた『異形コレクション 46 乗物綺談』
夜寝る前に少しずつ読んでいたのですが、特に面白かった四作品を紹介しました。イチオシは柴田勝家「電車家族」。
https://www.instagram.com/p/C2bg9Oqvlfh/?igsh=dHoxN3BiOWx3MGp4
長かった夢のほんの一部
グルートが殺されたという話を聞き、現場にとんでいく。確かに現場にはグルートの破片のような木が散乱している。だが明らかにパーツの数が足りない。犯人が持ち去ったのだと思う。なぜだろう。
祈るような気持ちで仲間と一緒に顔のパーツの一部を組み合わせる。するとグルートの顔が有機的にくっつき、話し始める。自分は木だから、死ぬということがない。バラバラになってもある程度の大きさの顔があればそこに自我が戻ってくるのだと言う。
グルートを殺そうとした犯人はそのことを知っており、復活してしまうことがないようにできる限りパーツを持ち去ったり周囲に散逸させた上で、グルートが死んだという噂を流すことで周囲の人々を諦めさせ、復活のために尽力するという発想を起こさせないようにしたのだとわかる。
📚書評📚
マリアーナ・エンリケス『寝煙草の危険』(宮﨑真紀訳)
Kaguyaの編集者でブックキュレーターの堀川夢さんが、毎月素敵な翻訳作品を紹介するKaguya Book Review。今回はエンリケスの描くホラーの怖さと魅力とお伝えします。
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-book-review-2/
池澤春菜インタビュー「SFで誰かの人生を掘り出す」
近年、SF短編小説を精力的に執筆・発表している池澤さんに創作についてのインタビューを実施‼️
幼少時からずっと本を読み続けてきた池澤さんはどんなテーマを持ち、どんなふうに物語を執筆しているのか⁉️
https://virtualgorillaplus.com/interview/haruna-ikezawa-2023/
Kaguya Planet🎋🌍にて
🎉一月の「気候危機」特集の掲載作品発表
👀二月の「気候危機」特集の掲載作品募集中
🔸池澤春菜インタビュー一般公開
📚Kaguya Book Reviewにてマリアーナ・エンリケス『寝煙草の危険』紹介
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-planet-january2024-2/
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SF短編小説募集中✨
締め切りまであと一週間💨
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🔸対象作品🔸
「移住」をテーマに気候危機を描いた日本国内未発表のSF短編小説
👇詳細はこちらをチェック👇
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-planet-climate-fiction2024/
今年の濡久の誕生日にしたいこと。
みんなから濡久のアクスタの写真を集めてフォトブックをつくる。
https://www.n-pri.jp/photobook/product/
ZINE「シスターフッドって呼べない」2冊を読みました。
大人になってフェミニストになった語り手の心の奥に残っている、昔の(幼い、若い)ミソジニーについて、など。
フェミニズム、シスターフッド、連帯。社会運動が仲間の総意として大波になっていく(『〈公正〉を乗りこなす』のjustice)
https://mstdn.jp/@sakurabakazuki/111627224126193110
そのとき、誰かの小さな声(good)がかき消されているかもしれない。
だから、そこを拾い上げて言語化していくのも批評(小説も)の役目なのだと、改めてわかる本でした。この2冊の全部が小さな声。
著者は「生活の批評誌」編集長の依田那美紀さんです。 [参照]
Kaguya Booksさんから、『京都SFアンソロジー ここに浮かぶ景色』『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』『巣 徳島SFアンソロジー』が届きました。「地方」を舞台にしたSF短編集です。店頭・ウェブショップにて販売しています。
https://hibiuta.stores.jp/items/65a5f0c7b5941f00353b4e3f
#fedibird #読書
井上彼方さん(@Kanata)紅坂紫(@YukariKousaka)さんが編まれた『結晶するプリズム翻訳クィアSFアンソロジー』が入荷しました。クィアをテーマに、世界各地から集められたSF翻訳小説集。
フェアトレードの取り組みもされている本です。
HIBIUTA AND COMPANY内の資料コーナーにお席で読めるものも用意をしていますので、カフェの間にじっくりお読みいただいてご購入たただけます。
https://hibiuta.stores.jp/items/65a6009b3631db020ba6cd3c
#fedibird #読書
SF企業VGプラス合同会社。オンラインSF誌 Kaguya Planet、SFレーベルKaguya Booksの編集者。編書『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(社会評論社)、『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』他。フェミニスト。