長かった夢のほんの一部
グルートが殺されたという話を聞き、現場にとんでいく。確かに現場にはグルートの破片のような木が散乱している。だが明らかにパーツの数が足りない。犯人が持ち去ったのだと思う。なぜだろう。
祈るような気持ちで仲間と一緒に顔のパーツの一部を組み合わせる。するとグルートの顔が有機的にくっつき、話し始める。自分は木だから、死ぬということがない。バラバラになってもある程度の大きさの顔があればそこに自我が戻ってくるのだと言う。
グルートを殺そうとした犯人はそのことを知っており、復活してしまうことがないようにできる限りパーツを持ち去ったり周囲に散逸させた上で、グルートが死んだという噂を流すことで周囲の人々を諦めさせ、復活のために尽力するという発想を起こさせないようにしたのだとわかる。