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『女の庭 (幻冬舎文庫)』の感想

結構好きだった。自分には遠い、フィクションの中でしか出会えないような女も、親近感を抱く部分もあるような女も、いろんな女と欲望の描かれる短編集。大きな謎が冒頭にポンと置かれて、それに少しずつ触れながら5人の女たちをめぐる物語があって、最後に謎が解かれる構成も面白い。性的すぎる要素が入ってくる小説って途中で嫌になることが多いけど文章が好きなせいか、出てくる女たちが大概自分たちなりのセックスを自ら楽しんでいるせいか、最後までするすると読めてしまった。わかりやすい結論はないけど、閉じ込められているような女たちが自ら出て行ったり、残ったり、色々なあり方を見せてもらえたのが良かった。

booklog.jp/users/kamoshidasui/

ピル飲んでても若干ダウナーな朝。昨日コンサートだったから多分肉体的疲れ。おはようございます。今夜はビールいっぱい飲む日。

Kindleの中に読み切っていなかった本を発見して読めているんだけど、急に思い立って冷蔵庫の中にあるもので作った花見弁当に唐揚げとたこさんウィンナー入ってる描写があって、この人普段料理しなそうだなと思った。そんなお弁当のために気軽に唐揚げするか?とか小さい子がいるならまだしも赤いウィンナー常備しなくない?とか。

どっちも冷凍食品だったと思うことにしたけど、こういうのあると急に冷める。

うう、本が読みたい。移動中なのに忘れてきた。

わたしたちの特別な猫。もう二度と会えないのかな。ほんとに?生まれ変わりちゃんをずっと待ってるのにな。

老猫氏に会いたいな。もうあの子に出会った夏が終わってしまう。

おはようございます。カーテン閉め忘れて予定より早く起きてしまった。はぁ。

鴨志田スイ(かおる) さんがブースト

今日の例文。
日本語能力試験N1 新完全マスター文法 99ページ 練習1-9より。
「石井氏の差別的な発言には、怒りを禁じ得ない 。」
…わかります😌

BT 私は毛の呪いに負けてついに全身脱毛を選んでしまった。昔に比べたら価格十分の一くらいになったし。そういえば脱毛を決意したきっかけが同僚の若手男子が初任給でヒゲ脱毛した話で盛り上がってたからなんだけど、その話を聞いててだいぶ世の中も変わってきた感じがした。男も女も毛をなくしたい人はなくせばいいし、そのままでいたい人はそのままでいられるようになったらいいよね。

鴨志田スイ(かおる) さんがブースト

毛の処理をしていない素足で近所を歩いたことはあるけど、今日は繁華街に行った。このお洋服は素足で着てかわいいな、と思ったので。膝丈で、フリルがたっぷりで、かわいい。
いわゆる「毛の呪い」、私自身はかなり弱い方だと思っているけど、それでもいつからか足が見える洋服を着るときは、必ずタイツを履くようになっていた。真夏でも。「暑くない?」と必ず尋ねられて、そして実際暑さに激強なせいで「平気だよ」と本心から言えてしまっていた。今年なんかは無理かもしれないけど。毛が太いから剃っても目立ったんだよね。
たとえ暑さとしては「全然平気」だったとしても、素足の方が心地よいに決まっているし、タイツを選んだのが「その方がかわいいから!」でない以上、それって全然「平気」でもなんでもない状況だよなあ、と今は思う。
ストレスは本気で感じていなかったけれど、それでもこの、肌にあたる風の清々しさや、スカートがバサッと素足に当たる布の感触を選ぶ自由が奪われていた長い期間のことを思うと、昔の自分を抱きしめたくなる。抱きしめられるのが苦手なので、そんなことをしても絶対にしょっぱい顔をされるだろうけども。この感傷も大きなお世話なんだろう。でもこういうの、昔の自分よりも大人である自分がお節介しなくてどうするんだ、という気がする。
大人になれば自然と「大人の字」になるなんてことがないように、大人になれば自然に呪いが解けるなんてあるわけなくて、人それぞれの呪いが人それぞれのスピードで変化していく。早く自由意志で毛を剃れるようになりますように。

読了。

『くらのかみ (講談社文庫 む 81-10)』の感想

面白かった!ホラー風味ミステリ。児童文学なのでサラサラと読める一方で大人たちの相続をめぐるドロドロと少しの怖さが重なり合ってどこかほろ苦さを感じるところが好き。座敷童子も六部殺しも定番のモチーフだけど小野先生の手にかかるとこうなるんですね。好き。

booklog.jp/users/kamoshidasui/

なんか最近少し、生活に余裕が出てきた感じがする。あんまり仕事も生活も大きく変わったわけではないので気持ちの変化か時間の使い方の変化なんだけど。スマホゲームもしてるし猫もわりと長く構っているのになぜか夜の時間が少し余って暇だなと感じるので、体調悪い日は早く寝るし、体調良い日は少し本読んだりすることができる。

鴨志田スイ(かおる) さんがブースト

本日のオススメ!
『ひきこもりのユミがアニメーターになるまで』
前作の『アニメーターの老後』の最終盤に登場したユミが、どうしてひきこもりになって、どうやって抜け出してアニメーターになったかを描いた女子一人称の長編です。続編ではありますが、前作が地味で完読するひとは少なかろうと思い、単体でも読めるようにしました。しかし、文体がおかしすぎて、これはこれで読むのは辛かろうという謎作品に仕上がってます。
sonovels.com/archives/book/how

猫ブログ更新したよ。
飼うと決意したものの、実は老猫氏と出会う前に海外旅行を予定してしまっていたのであった。しかもうまく行って帰ってこられても、先住猫との顔合わせが待っている。あの頃は、やるしかなかったけど、不安だったなぁ。

woman-woman-3cats.hatenablog.c

わたしは血がドバーっと、みたいな派手な話はあんまり好みではないんだなという気づきを得た。

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読了。

『稲川怪談 昭和・平成傑作選 (講談社文庫 い 161-1)』の感想

くだらないのや短いのもあれば、印象に残るこわい話もあって面白かった。語りのためにかなり脚色したのかなと感じる派手な話も多かった。

booklog.jp/users/kamoshidasui/

鴨志田スイ(かおる) さんがブースト

続々とLGBTQ書籍を禁書にしているフロリダ州。BL漫画の『佐々木と宮野』も「不適切な関係性に焦点をあてている」として禁止すべきと公立学校委員会は発言。アメリカの保守的な反”多様性”の政治的動きはこうして日本の作品もターゲットにしています。「ポリコレが表現の自由を奪っている」のではなく、保守的な政治が表現の自由を脅かしている…それは昔からずっと変わりません。闘うべき相手を間違えないことが大事です。 #LGBTQ
themarysue.com/florida-book-ba

鴨志田スイ(かおる) さんがブースト

恋愛に限らず、女性同士なら権力関係も暴力も発生せず対等でいられるというのは単純に事実に反する。言うまでもなく女性間にだって権力関係や暴力は(男女間のそれと形は違うにせよ)存在する。
これを見過ごすことで女性間の性暴力が法的な面からも保護されてこなかった事実があり、レズビアンなら常に対等で平和なんて幻想をレズビアンが吹聴するのは自分で自分の首を絞める行為だ。

一昔前なら、女同士の無謬性というのは男性こそが描いた幻想だったように思う。「女同士は陰湿」幻想を持つ一方で、女は世間の波に揉まれる生身の人間である自分とは違う存在でいてほしい、ひたすらかわいく美しくワチャワチャしていてほしいのもまた男性の身勝手な幻想のひとつである。そんな漫画作品をあげればきりがない。
一方で、Twitter上のトランス差別が顕在化して以降、今度は一部のシス女性たちがトランス女性を排除するために「女同士の無謬性」をやたらと強調するようになった。今に続くトランス差別の発端となった女子大の話題からして、シス女性同士の空間がいかに安全で快適であるか、そのためにはいかにシス女性だけの空間であることが重要かを延々と語って見せた。これはシスターフッドとは無縁の排除の論理にすぎない。

今週はスッキリ起きられたという日がないな。低調。

鴨志田スイ(かおる) さんがブースト

何かと新語もよく目にするLGBTQ界隈ですが、こちらは「ジェンダー・モダリティ(gender modality)」という用語を解説した海外記事。ジェンダーモダリティは、従来のトランス/シス二元論に当てはまらない人々の経験をよりよく説明できるもので、例えば、Aジェンダーやインターセックス、トランジションを中止した人などシスジェンダーでもトランスジェンダーでもないと考える人にとって最適となることがある…とのこと。まだそこまで普及浸透していない用語ですが、頭のどこかで覚えておくといいかもしれません。 #LGBTQ
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