アルプロのオーツミルク、コーンフレーク入れた後の牛乳みたいでちょっと美味しかった。
ピーター・パン&ウェンディ
あまり評判を聞かないからハードル下がってたのもあるかもしれないけど結構グッときてしまった。デヴィッド・ロウリー作品の中でも一番かも……?
アニメ版の方をほぼ知らないけどピーターとフックが親友っていうのはすごく良いと思ったしあの結末もアツい。ジェームズの「ピーター」からの「何も思いつかない」にみんな「ウッ」てならない?大人になるのもいいし、それより大事なことがあるなら大人にならないのも良いってバランスだった気がする。タイガー・リリーがめちゃ強戦士なのも良いし子どもたちもさまざまな人種・特性の子たちがいて色んな子どもが見ることを想定できてる。
森の撮り方とかかなりグリーン・ナイトだったけど一番好きだったのはア・ゴースト・ストーリー的なウェンディの人生ダイジェスト。板から飛び降りる時は未来も見るというか想像?しててピアノ弾いたり飛行機に乗ったり作家になったり色々してるけど夫的な存在は出てこないところがめちゃくちゃ良い。大家族に囲まれてはいたけど異性との結婚が当たり前じゃないと明示されててこれもグッときた。
ビリヤニ食べてみたいって今までに5〜6回思ったことあるけど一度も食べられてない。なんか全部とても辛いと聞いている。一般的な中辛よりちょっと下くらいなら食べられるんだけど。
ティル・デス
上質なフェミニズムホラー。
「死んでもなお迷惑をかけ続ける男の死体」という設定だけで勝ちなところがある。「六壁坂」を思い出した。若干の中弛みはあったけど展開の作り方が丁寧だし、ひとつひとつのモチーフに気が利いてて「上手い!」ってなる。弾のない銃でサスペンス作るのカッコいいな。「輪」の使い方やウェディングフォト?にナイフぶっ刺さるのも良い。
基本丁寧なんだけど「いやそれは見つかるだろ」っていう雑な隠れ方とか車の下を引きずられていく死体を撮るためだけのカメラとか、なんか緩いところもあってそこも含めて好きだった。主演のミーガン・フォックスの静かなキレ方も良くて「さっさとこのファッキン・ピース・オブ・シットと繋がれた手錠を外しやがれ(バンッ🦶)」のとことか最高。
クレジットには名前がvとかvaで終わるような人が多かった印象。一人はブルガリア出身の人ってわかったけど東欧系のスタッフが多く関わってるのかな?ロケの関係?アメリカ単独制作ではあった。
この前マルホランド・ドライブのBlu-ray買って今回ゴースト・ワールドのBlu-ray買ったんだけど両方にPatrick Fischler パトリック・フィッシュラーが出てた。
ちょっと受けつけられない展開だったしラストが暗すぎてどよーーーんとした。特典冊子には「そういう比喩ではない」とあったけど、ならもっと明るく撮ってくれよ……。原作にない「来ないバスを待つ老人」を足しといてそんなしら切れるか?
褒めてる人しか見たことないのでゴースト・ワールドのBlu-ray買った。面白くあってくれ。