「12年前、自殺予防のイベントに出席した際、大人になってつらい思いを抱えている人たちの多くが、つらい子ども時代を送っていたことに気づいた。子ども時代に楽しい思い出がある人は、大人になってから強い。逆につらい思い出ばかりだと、どうしてもそれを引きずって、つらい大人になってしまう。子どもたちに子ども時代を少しでも楽しく過ごしてもらえるよう児童書を書きたいと考えた。」と細川さん。
バイバイ「しんどい子ども時代」 「ツレうつ」細川貂々さん 構想10年超、初の児童書 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230620/dde/001/040/028000c
記事は冒頭しか読めなかったのだけど、つらい子ども時代を送る子が一人でも少なくなってほしいし、そうなったときには世の中全体がもっと生きやすい場所になると思う。
私自身、子ども時代に楽しい思い出があまりない。お金がなかったわけじゃないから私が「つらい」なんて言ったらもっとつらい思いをした人たちに対して申し訳ないかもしれないけど、愛されてるって実感がなかったんだなあ。(アメリカに来て、これはアジア人家庭に典型的で我が家が特別ではなかったかもしれないと思うけど、それだからと言って納得できるわけでもない。)
「つらい大人」からかなり脱してきたとは思うけど、まだ戻ってしまうことがある。完全に抜け切るのは難しいなあ。 [参照]