イスラエルのガザ南部の侵攻を受け、オースティン米国防省は「民間人の安全を保障しなければ、イスラエルは戦略的に敗北する」と批判。同時にハリス副大統領もガザでのイスラエルの非人道的行為を批判。
ホワイトハウスの政策決定で副大統領が公に発言するのは極めて稀。国家安全保障会議(NSC)のメンバーは、大統領、国務長官、国防長官、統合参謀本部議長(現役トップ)、CIA長官、財務長官で構成され、副大統領は「蚊帳の外」。
米国では副大統領は大統領が暗殺や急病で執務不能になった場合のスペア。
現在の段階では判断は時期尚早だが、バイデンーブリンケン路線の失敗(米戦略にとっての)が明白になり、来年の大統領選、ネトニヤフを切った上にバイデンではなく、ハリスを担ぐ可能性もあるかもしれない。
実際、バイデンは左傾化する若者の支持が急落しており、今のままではトランプに負ける。
また米国にとって長期の覇権を維持するには、もはやネタニヤフを支えるのは有害無益であるのも事実である。
しかし「戦略的敗北」に至るまでガザの女性・子供を含む民間人の虐殺を止めないのは無責任すぎる。
米国は直ちに介入してイスラエル軍を止めるべきです。