先日、ワシントンDCのシンクタンクにいる米国人の友人と話した。東アジアでの有事を想定したがる人が増えているそう。で、「日本政府が、台湾有事の可能性が高いと思ってる」って言いふらしたいグループがいるらしい。

どういうことかというと、米国の国防政策関連のコミュニティに、中国の脅威を煽りたい人達がいて、日本政府に「中国が台湾を攻撃するリスクは高い」と言わせることで、中国の脅威をさらに煽り、アジアでの米国の覇権引き締めと武器輸出増強したい、ということでしょう。友人は中国との関係悪化は避けるべき、という立場ですが、DCでは少数派だって嘆いていました。

米国のシンクタンクには、日本から随分とお金を貰っている人達(Japanハンドラー)がいて、彼らは、日本からお金を巻き上げてえいても日本のためではなく、日本政府に米国製のシナリオを押し付ける係。

つまり、Time誌の岸田首相の記事も、米国政府的には大歓迎な訳です。世界一の高齢化の国の日本では、軍隊維持も難しいし、徴兵も無理。徴兵したら、働き手がいなくなり、経済は壊滅的な打撃を受ける。中国と対立することにはメリットはゼロ。でも、それでも米国のシナリオ通りに動くのは、原発村の構造と類似する構造があるから。つづく

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