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ブログ更新。台湾の誠品書店による「書店誌」である「提案on the desk」。その幻想図像世界特集(?)について取り上げています。五十嵐大介、逆柱いみり、デヴィッド・ウィーズナーなどが特集内では紹介されていますが、日本語書籍の翻訳状況がハンパないです。air-tale.hateblo.jp/entry/2024

倉庫に寄ったので、過去の自分が購入していた、宝物になってくれるにちがいない本を発掘してきました。「遥るかする、するするながら」を収める『山本陽子全集』、由良君美が解説を書いている『怪奇幻想の文学 啓示と奇蹟』、高柳誠の詩集などなど。

あけましておめでとうございます。今年もSNSにはあまりコミットする余裕がないかもしれませんが、よろしくお願いします。

むかし福武から一冊だけ作品集が出ていたオーストラリアの作家、David Brooksの短篇集Black Sea読み中。たとえばGauguin’s Dreamの初め数ページ、コルタサルの夢を主題とする短篇と荒巻義雄「柔らかい時計」を足して割り忘れたままそれを詩人らしい繊細きわまりない散文で綴るような達成だと思います。

Japanese Literature in Translation: Izumi Suzuki’s Terminal BoredomをYoutubeで聞き始めています。Sam Bett, Morgan Giles, Daniel Joseph, Margaret Mitsutani, Helen O’Horanが参加。youtube.com/watch?v=f1UWniTxjk

内容についてはいまはコメントできないのですが、由尾瞳氏も寄稿しているRebecca Copeland 編、Handbook of Modern and Contemporary Japanese Women Writers(Amsterdam Univ Press,2023)のうち一章は日本SFをテーマとしていて、大原まり子、上田早夕里、村田沙耶香を扱っています。

これも、秋草俊一郎氏の問題意識と接続しうると感じているのですが、「現代詩手帖」2022年2月号に掲載された、ドロシア・ラスキー×スティーブン・カール×由尾瞳×佐峰存による座談会「沈黙を破るアイデンティティの声」では、近年のアメリカ詩がアイデンティティ・ポリティクスのための手段という側面がますます強くなってきていることが語られています。air-tale.hateblo.jp/entry/2023

イスラム教の強くない地域では、「コーランは酔っぱらうのを禁じているだけで、酔っぱらわなければ飲んでもいいのだ」などとおおらかなことを言ってお酒を飲むひともいる*
“皿に料理を重ねてディスプレイするのはオーセンティックなパダン料理レストラン以外では見たことがない”
アイスの食べ方として、アイスクリームを食パンに挟んで食べるひとがけっこういる
アチャール インドネシアのピクルス
Rujak Buah ピーナッツソースをかけたフルーツサラダ
コリアンダーは葉はあまり使わない、料理の仕上げ程度。クトゥンバルという名で種の部分をスパイスとして使うことが多い*
サラパン 現在は朝食とほぼ同義の言葉

サンバル…マレーシアやシンガポールなどマレー系の文化圏では食べられているが、どこの国の起源かは不明
最近ではできあいのサンバルも浸透してきた 手作りは日持ちはしない
小エビのペースト…サンバルの材料の一例 インドネシアには液体の魚醤はない*
クルプック 一部の種類をのぞき家では普通作らないが、街で廉価で手に入る。日本では「インドネシアのえびせん」として紹介されることがある一方、エビ味でない味もある*
KFC・マックにもポンプ式のサンバルが置いてある
KFC・マックにもサイドディッシュとしてライスがある*
→パンはあくまで軽食という認知が広まっており、そのためライスとフライドチキンを出すというローカライズ戦略が採られた*
→“パンや麺を食べても、米なしでは食事とはみなさない”
エス=ポデンなどかき氷にはフルーツだけでなくアボカドを入れることも
料理はひと皿にすべて盛ってもまったくマナーとしてOK
食べる時は手が多い。インドネシアではお箸は使わない。左手は宗教的にも好まれないものの、左手が不浄であるという認識は変わりつつある
空心菜(kangkung) 東南アジアの多くの国で炒め物に使われる(つづく)

ここ数年で何度かインドネシア料理を食べに行ったり、インドネシア人の友人と交流したりしているきっかけで関係する本についても読むようになっている。阿良田麻里子『世界の食文化6 インドネシア』(農山漁村文化協会)があまりに面白く(四方田犬彦が紹介しているベトナムの巻もよかった!)、これと間瀬朋子、佐伯奈津子、村井吉敬編『現代インドネシアを知るための60章』(明石書店)と友人の話を読んだり聞いたりしているだけで、テキストファイルのかたちで作成し始めたメモがコットンキャンディーのようにふくらんでいく。

未整理のままだけど、少しだけ箇条書き風にしたものを以下に記す。また、上記・阿良田麻里子氏の本に多くを負っているので、その本に詳しく記述があるものについては*のマークを記した。(つづく)

伴名練「戦後初期日本SF・女性小説家たちの足跡」第9回(山尾悠子)。これは驚異的、国会図書館に行く際のお供が増えてしまったではありませんか。この記事についてはいずれいろいろ書きたいですが、まずは深い感謝を表明するにとどめます。

夏来健次編『英国クリスマス幽霊譚傑作集』(創元推理文庫)、今週読みおえられるか。アンソロジーこそ、単行本では企画が通りづらいかもしれないAlien(ルビ:尖った才能)に遭遇するいい機会だと信じています。

ここひと月ほどの読書&鑑賞、堀田季何『人類の午後』、エミール・クストリッツァ「アンダーグラウンド」、小松理虔『新復興論』と鼻血がいつまで経っても止まってくれません。「意識高い系」と嘲笑されようと、社会や歴史という題材に真正面から取り組むテクストに惹かれます。

シドニーにおいてショーン・タンと馴染み深い博物館が、the Sydney Powerhouse Museum。自分がこの博物館を訪れたときに販売されていたTHE OOPSATOREUMという本(あ、買い忘れている!)も、ショーン・タンがこの博物館の展示にインスパイアされて作成したものであったはず。

川上弘美『龍宮』の英訳がニューヨーカーのBest Books of 2023のうちの一冊に選ばれたようです。Monkeyに抄訳された澁澤龍彦『高丘親王航海記』も英訳単行本が出るし、日本の幻想小説は躍進を続けていますね。

台湾のアーティストA ee miさんのマンガ、『Platonic Love』が批評精神にあふれたあまりにも素晴らしいジェンダーSFなので、鈴木賢『台湾同性婚法の誕生 アジアLGBTQ+燈台への歴程』(日本評論社、2022)も取り寄せる予定。この作品については時間をみつけて紹介記事を書きたい。

今年の国書税、ほかに買いたい本は無限にあれど、垂野創一郎さん訳のジェイムズ・ブランチ・キャベル『イヴのことを少し』を注文しました~。

深夜叢書社の本で、という括りでなく、「過去の自分がこれを読んでいなかったら今の自分が死んでしまう」という詩集が橋本真理『幽明婚』。

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