Xに書いてきたやつ(2)
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なお、ThreadsやBlueskyは分散SNS型ですが、実質的に、それぞれ一つの運用主体によるサービスだとみた方が良いでしょう。
Blueskyは本格的な分散型SNSを目指していますが、今は開発元の提供するサーバにユーザーが一極集中している状況で、ここが失敗したら持続は難しいと思います。
Blueskyは勢いがありますが、まだ進化の途上で、どのようにサーバ運営を収益化していくか、開発元以外がサーバ運営する意義をどこに見いだすか、これから具体化していく段階です。
ビジョンは示されていますので、参加しながら見守っていくのも良いかと思います。
Threadsは、MastodonやMisskeyと接続できる仕組みを整備していますが、メリットとデメリットを秤に掛け慎重に進めています。
現在はMastodonやMisskeyから、公開設定した一部のThreadsユーザーをフォローできる程度ですが、近々、ThreadsからMastodonやMisskeyにアクセスできるようになりそうです。
MastodonやMisskeyは、実際に多数の運営主体がそれぞれにサーバ運営している、既に分散SNSとして機能しているサービスです。
ActivityPubは、プロトコルとして不足していることも多々あるけど、
実際にそれが『プロトコル』として扱われていて、そこに多数の実装(MastodonとかMisskey、PeerTube、Pixelfedだったり、notestockだったり)が作られて、ちゃんとそれぞれで勝手にやれるようになっているし、
凄くたくさんのサーバが運営者それぞれのポリシーに基づいて自主独立して運営されていて、
一番地に足の着いた分散環境だと思うし、未来に可能性が開いている場所だと思うんだ。
ここですら『人類には早すぎた』と感じることもあって、方向性を維持していくことは大変なので、理想を追求し過ぎると誰のためにも役立たないものになってしまうのではないかな。