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現在の生成AIの弱点として、「大量に学習できない対象の正確な表象を作るのは難しい」というのはある。画像はBing Image Generatorで「アノマロカリス」と入力して出た謎の生物。

AIへの汎用知能のテストとして「本格ミステリが書けるかどうか?」というものはどうか。ホワイダニット、フーダニット、ハウダニットを論理的に作ることができれば、人間の心的状態と世界の物理的状態と人間社会システムの規則をはっきりと認識し、記憶し、応用する能力があることが十分に示される。(実際に犯罪に応用できることにもなるが・・・)

あまり指摘されていないAIのリスクとして、自分で自分の悪口をAIに作らせる「AI自傷」によるメンタル危機というものが想像できる。

AIイラストは指や細部が微妙という点も、もちろんAIが発展して完ぺきにこなすという流れもあるが、一方で、そんなところは気にならなくなるという人間の認知の変化の流れも起こるだろう。

AIコンテンツ、従来の人間が作る物語にとって代わるというよりも、なにか人間の認知にもっと最適化された別のものが現れる気がする。

今でもソシャゲ課金で破産とか珍しくないから、ユーザーごとの好みに合致して無限に自動生成されていくAIコンテンツが一般化したら中毒性やばそう

新作ソシャゲ「リバース1999」は、1999年を起点に突然時が逆行していくという『ユービック』みたいな設定らしい

re1999.bluepoch.com/jp/

ドラマ「バビロン・ベルリン」見ている。世界恐慌直前の1929年のワイマール共和制ドイツというあまり見ない舞台設定でそれだけで興味深い。複数の勢力がなにを求めているかわからないまま抗争を繰り広げている上に、刑事の主人公の最終動機すら序盤では視聴者に明かされないつくりのためにめっちゃ混乱する。だが、その作風と時代の混乱がマッチしてとても良い。

video.unext.jp/title/SID005735

自分の書くものと多くの読者が読みたいものが一致すれば嬉しい状況だが、残念ながらそうはいかないので、自分の頭のなかにある、自分が重要だと思うものを書き上げるしかない。

9月21日に発売されたばかりのスティーヴン・バクスター最新作”Creation Node"は本格宇宙ディザスターSF! 西暦2255年、太陽系辺境で『第九惑星』が発見される。ブラックホールかと思われたそれは、突然膨張し、消失、メッセージを送ってくる。
同時期に、二万五千光年彼方にクェーサーが出現し、太陽系を熱し始めた!!!!!!!

amazon.co.jp/Creation-Node-Eng

ソシャゲの立ち絵がLive2Dでうにょぬうにょ動くようになって「人間はこんなうにょぬうにょ動かねぇよ!」とツッコミそうになったが、よく考えると元から人間離れしたでかい目やカラフルな髪色をしているのでその延長線上だと解釈すればいいのか

最近のゲームだと、メタフィクション要素がなくとも、主人公が現象を説明するのにゲーム用語(ex.『スポーン』)を使う場面が見受けられる。これは小説には起こらないことなので興味深い(小説の場合にはそれをやるとメタフィクションになってしまう)

SFマガジン掲載の「カレー・コンピューティング計画」は『AIとSF』の場外参加みたいな勢いで書きました。

「洞」を発見した女子高生がどう反応するのか?というハードプロブレムを解決しなければいけない。

イーロンの発言に対する解釈などでも、「発言者は意図をもって発言という行為をしている」という言語観がある。だが、大規模言語モデルの浸透によって「言葉が類似性によって次々と生成される(のみ)」という言語観がAIだけではなく、人間に対して適応されればどうなるのだろうか?「(意図を持った行為者としての)発言者」は存在しなくなる。

「壊れたレコードのような」という比喩が通用しない状況ではどのような比喩が出てくるのだろうか?「ファインチューニングされていない大規模言語モデルのような」とか?

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Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。