タイタニック号沈没事故の犠牲者であるアメリカの億万長者John Jacob Astor IVが1894年に書いたSF小説A Journey in Other Worlds: A Romance of the Future を読んでいる。西暦2000年が舞台だけど、開幕から南極の氷全部溶かして水力発電に使ったり、アリューシャン列島を爆破して海流をコントロールしたり、地軸の傾きをなくして寒暖差をなくしたりして景気が良すぎる。
明日のSF大会、草野原々は8/5(土) 14:30-16:00の「作家のメンタル崩壊を食い止めよう!」、18:30-20:00の「私はSFプロトタイピングでボロ儲けした資本主義の豚です。短編を200万で売る方法を公開します」に登壇します。
質問も募集中です
メンタル崩壊企画:https://docs.google.com/forms/d/1qxbq4KbQEQrz0XvtmamqwTUkEJch739Y9vrhAyknnHk/edit
SFプロトタイピング企画:
https://docs.google.com/forms/d/1YBYiScwC-JEqSJzHuDW_waXt6OZP6YiHVYFPshhTRFY/edit
If this is reproducable it may turn out be the most important news of the decade when the history books are written (ambient temperature and pressure superconductor—superconductivity due to crystal structure deformation, Curie temperature 400 K/127 ℃): https://arxiv.org/abs/2307.12008
【質問募集】第61回日本SF大会「Sci-con2023」における企画「作家のメンタル崩壊を食い止めよう!」と「私はSFプロトタイピングでボロ儲けした資本主義の豚です 。短編を200万で売る方法を公開します。」についての質問を募集します。
メンタル崩壊企画への質問はこちら⇒https://forms.gle/4VDxC9Vo2fqT6pZH7
SFプロトタイピング企画への質問はこちら⇒https://forms.gle/iTZpz3BUkkoRd3Kt9
https://note.com/bungakukai/n/n8f4c68711ffb
より
"円城 部屋を掃除することを宿命とするルンバには、彼らなりの「自然な思考」があるはずで、彼らなりの文学があるかもしれないけど、少なくともそれは我々が文学だと思っているものとは別のものになる。その理屈から言えば、機械の作る文学は、機械にとっての文学なので、我々が読んでも前衛的すぎて、まあ売れないでしょうね。"
ゲームをテーマにした作品などは、キャラクターの「自然な思考」を人工的に制限・改訂した文学といえるだろう。デスゲームなどは生物学的な死、スポーツものは社会的成功や集団的成功などの人工的に作ることのない自然(読者が共有しているとされる前提)を根っことしているが。
SF作家
刊行作:
『最後にして最初のアイドル』『大進化どうぶつデスゲーム』『大絶滅恐竜タイムウォーズ』(早川書房)
『これは学園ラブコメです。』(小学館ガガガ文庫)
※基本的にリプライには返信しません。