当然、意見の違いを生む要因のどちらも受け入れられるという場合もありえます。論理学では論理の前提となる公理系が無矛盾性を持つ必要がありますが、我々の思考の世界はそこまで単純ではないでしょう。
当然、同じ人が、状況によって異なる結論に至ったり、同時に複数の結論に至って、判断できない場合もあります。
そういうこともあり、前と言ってることが違ってるというような指摘は、相手の思考を理解する上で更なる説明を求めるという意味で有用ではあっても、相手の能力の落ち度を示すものとは考えられないです。
まぁ、同時に複数の矛盾した結論を主張しつつ、その矛盾に至った経緯や複雑さを説明しないのであれば、稚拙な議論と批判されても仕方ないとは思いますが。