フルートはバリエーションがやたらに多い楽器で、
・キーの中央に穴が空いてるリングキーと、ふさがってるカバードキーの違いや
・最低音がドの楽器とシまで出る楽器があるほか
・材質として銀、金、プラチナ、木、初心者向けの洋銀(洋白)などがある。

フルートは材質を変えても音色は変わらないと主張する学者もいるけど、少なくとも吹いている本人にとっては材質による音色の差は大きくて、吹き心地も全然違う。

アマチュアは、私のように銀を使っている人が多いと思うけど、プロは金を使っている人が多い。金のフルートのメリットは、音が遠くまで届くことだけど、デメリットは高価であるほか、楽器が重いので横に構えていると腕が疲れるうえに鳴らすのに息のパワーが必要であることなど。

フルートは見た目よりも体力を要する楽器でもあります。

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理屈からすれば、空気圧でフルートの材質が変形すると思えないので、形状が一致するなら同じ音のはずですけど、吹き心地は、熱伝導率とか関わってきそうですし、吹き心地の良さが吹き方を通して音色の良さにつながるってのは、ありそうです。

ちゃんと、調べたら面白そう!

そのとおりだと思います。フルート吹きは、みんな材質による音の違いを感じ取っていますね。

ついでに言うと、洋銀のような軽い金属で作ったフルートは、強く吹き込むと、すぐに音が割れてしまうので、加減する必要があって、結果的にダイナミックレンジ(音の強弱の幅)が狭まってしまうという欠点があります。

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