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『愛と哀しみの果て』(1985)を観た。

 かなり苦痛だった…。
 性差別と人種差別の色濃い時代の入植者たちの惚れた腫れた。
 主要なキャストたちは漠然と「もののあはれ」みたいな空気で包まれて話を進めているけれど、象牙売買、レジャーとしての狩猟、先住民の土地の収奪、施しとしての初等教育、不快なものばかり。
 これがアカデミーの作品賞を獲っているということは、多くのアカデミー会員たちがこれを観て心地よくなっていたということで、その感覚にうんざりする。
 ロバート・レッドフォードとマイケル・キッチンに挟まれて食事するメリル・ストリープ。うらやましいを通り越して「私だったら一口も喉を通らないだろうなぁ」。いずれも才能豊かなだけに、なぜこの作品に出たのか不思議。



 子どもがこのページをめくったとたん、
「あー!トウモロコシ畑に生きたまま埋められた人だー!」と叫んだため笑ってしまった。

きちんと覚えていた。




『舞妓はレディ』(2014)を観た。

 周防監督のもとにおなじみの人々が集まっているから、かなりの部分が
安心・安定。上白石萌音が抜群にかわいい。富司純子は言うに及ばず。
 高橋長英を久々に観ることができて嬉しい、あの津軽弁はすごかった。

 『マイ・フェア・レディ』が土台にあるとなるとどうしても警戒せざるを得ない。今回は、主人公の少女が舞妓(芸妓)になるという夢を叶えるために訛りを徹底的に直す必要があるので、「特訓」の必然性が出てくる。それでも結局、それが可能なのかどうか学者と旦那が賭けをする展開は、これを削ったらもはや『マイ・フェア・レディ』ではなくなるから削れない点なのだろうけれど、まさにこれがあるから不愉快なんだよなとも思う。
 春子が学者に恋をする理由というか、恋心を抱くにいたるきっかけ・経緯がもっと丁寧に描かれていないと、「えっ、いつの間に好きになったの?」と戸惑ってしまう。そもそも春子がなぜそんなに舞妓に憧れるのか(亡母が芸妓だった、というだけでは不十分)説得力ある描写が欲しい。セクハラの温床で労働環境も劣悪な舞妓の世界を「あえて」魅力いっぱいの華やかな憧れの世界として舞台設定するのは、今後ますます工夫が必要だと思う。




全人類、必読。
国際アウシュビッツ委員会の声明へのカウンター

nybooks.com/online/2023/11/20/

Appealing to the memory of the Holocaust obscures our understanding of the antisemitism Jews face today and dangerously misrepresents the causes of violence in Israel-Palestine.
(ホロコーストの記憶に訴えることは、ユダヤ人が今日直面している反ユダヤ主義についての私たちの理解を曖昧にし、イスラエル・パレスチナにおける暴力の原因を危険なほど誤って伝えています。)


 

 
 

 ティモシー・シャラメが来日している。すごくイヤな気持ち。謝罪もしないなんて、、、
 日比麻音子さんの心中やいかに、である。
 すごくガッカリしているだろうな、と思うし、でもたぶんインタビューの仕事などあったのだろうとお見受けするし、私だったらと想像すると、すごくしんどい。とてもじゃないけれど「大喜びで」は引き受けられない。


 
 



 

 スーザン・サランドン(77)が所属する「ユナイテッド・タレント・エージェンシー(UTA)」から契約切られた。。。
 イスラエルへの抗議のせいで。

 心から敬意を表します。
 エージェントは恥を知れ。

tokyo-sports.co.jp/articles/-/



 

ここ数日、「アルトマン氏」という文字列をたくさん見かける。その度に私の脳裏にはロバート・アルトマンが立ち現れる。蘇ったわけではないのか。




『にんげんドキュメント 100分の1秒に輝く ~かるたクイーン決定戦~』再放送してる。
 2002年にこれ観たときの衝撃をまた、、、思い出した。読む直前の息の音まで。超人の世界。


札幌聾学校の日本手話クラスの存続を!
chng.it/LKXrZzW8ys

1. 日本手話で授業ができる教員を札幌聾学校に配置してください。

2. 北海道の聾学校におけるバイリンガルろう教育の灯を消さないために、こうした教育の実践に携わってきた定年後のバイリンガルろう教育の経験豊かな教員を積極的に再任用し、若手教員の研修の場を確保してください。



 

ほんと呆れる。
反共という宗教みたいだ。
気持ち悪い。

国民、連合非推薦区で立民候補に対抗馬…共産協力区は「応援しない
news.yahoo.co.jp/articles/f70a




 これ、新作発表のニュースを見た時に「70歳超えてるのに…刑事?💧再雇用💧?」と不思議で仕方なかったのだけれど、探偵になってる設定なのね。
 とすると、銃は持たずに。
 30~40年前とはワケがちがうから、今の人権感覚に合わせた作りにするの難しいだろうな。
news.yahoo.co.jp/articles/05d3



バンタンの『HOME』『Love Myself』、ジミンくんの『filter』の件

 嘆くARMYが多いけれど、仕方ないでしょう、私も残念だけれども、シレッとバンタンが歌っている方がよほどショックだし、そういう決断をしたバンタンでよかったと思う。
 楽曲に罪はない、っていうのも毎度聴くけれども、その言葉がアーティストの免罪符になりかねないリスク、構わずその楽曲を流すことで被害者が受ける傷を少しは想像してほしい。



『女ことばってなんなのかしら?』の著者・平野卿子氏の寄稿、すごくキャー勉で面白い👏

「男のロマン」
「男の美学」
「男のプライド」
「男の意地」
なぜ「私の」ではなく「男の」をつけるんだろうかって話で。

 それにしても、コミュニケーションの道具がすでに差別的にできてしまっている、というのは、あまりにも不便で不自由。どの言語でもあるのだろうけれど。




『オブリビオン』(2013)を観た。
 
 SF+謎解きミステリー。なぜ「汚染区域」指定にしていたのか分かるくだり含め「真実」を知りどんでん返しな展開と、フライトレコーダーから真相を知るくだりは、「おーまいがー」と衝撃的。
 あるいは、ドローンから追われてトレンチ突入…からのシーンはスター・ウォーズそのもので、この経験が『トップガン・マーヴェリック』に活かされたのかな?なんていう発見もあった。
 ヴィカ、真木よう子さんに酷似!
 
 でも特攻は生理的に受け付けない。あんな決着の付け方は残念。
 心拍数云々で主人公がウソをついていることを見抜くAIが、なぜモーガン・フリーマンに気づかないのか、あり得ないだろとも思う。
 クローンの命・尊厳についても胸が痛い。まさか「星の数ほどいるから一人くらいまぁいいか」的な意味ではないと信じたいが…
 最後、52のジャックが来る。妻が複雑な表情で迎える。
 複雑だよね、まさか、それでいいわけないよね?と困惑が残る。
 カズオ・イシグロ『私をはなさないで』を思い出さずにはいられない。
 オリジナル、49、52、遺伝子は同じだろうけれど、彼らは別々の人生を歩む、各々の尊厳を持つ別の存在だし。
 面白かったけれど、いろいろ重い。




 

安田浩一氏のツイート
<何度も述べていますが日本において、日本国籍の日本人以上に優越的権利を有した外国籍者、民族集団が、どこに存在するのでしょうか。「思いやり予算」で優遇される米軍関係者以外に思い当たりません。もともと様々な権利から除外された人々が日本人と同等の権利を求めることを「特権」とは言いません。>
x.com/yasudakoichi/status/1725

心から賛同!





やったーーー!!!✨✨(涙)
詳報を待ちます。

「宮本から君へ」助成金不交付、最高裁が取り消し 原告側が逆転勝訴(朝日新聞デジタル) news.yahoo.co.jp/articles/157e

 


「内閣支持率や政党支持率が軒並み下がった大きな要素は理解増進法の成立だ。安倍政権を支えた岩盤保守層が離れてしまった」
nordot.app/1096984260879336135

 異常な感覚の人は、目の前のものを正確に認識することも洞察することもできない、という、そういうことだよね。

 
 

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