あと『江戸図屏風』犬が人間よりでかく描かれてて、逆に馬が小さいためちょっとびっくりするんですが、展示の終わりに映像資料が流れてた。それによると江戸時代の国産の馬は実際とても小さくて(映像で見たら可愛かった)、そのため朝鮮通信使の巻物でも馬上の人と路上の人の距離が近かったのね~とタメになりました。犬に関しては大名などが権力を誇示するためにポルトガルからグレイハウンド等の狩猟犬を輸入していた由。歌川広重とかが描く犬めっちゃ丸くて小さくてニコニコしてるのになんでこんなに大きい犬がいるんだろうという謎が解けました。逆に浮世絵等に登場する丸くて小さい犬はなんなんだろうポメラニアンの祖先なのか……上流階級の女性が狆飼ってたとかは解説でよく見るんだけど、市井にいっぱいいるらしきあの可愛くて丸い犬は現代だと何が近いんだ、謎が増えた。