解説:AI規制を緩和。AI開発企業にとって都合がよい内容。デメリットは、著作権侵害、フェイクニュースやディープフェイクの拡大を食い止める効果も消えること。
(3) 宇宙における自由、繁栄、安全保障の拡大
共和党のリーダーシップの下、米国は地球近傍軌道に強固な製造業を創設し、米国人宇宙飛行士を月に送り、火星に向かわせ、急速に拡大する商業宇宙部門とのパートナーシップを強化し、宇宙へのアクセス、居住、アセット開発の能力に革命をもたらす。
解説:民間宇宙ビジネスを推進するイーロン・マスクやベゾスやボーイング社にとって都合がよい内容。予算配分(国が何をどこまで支援するのか)が気になるところ。
3項目とも、一握りの企業を優遇する内容といえる。
感想:
共和党の綱領の「言葉使い」から、アイデアのソースがある程度推定できる。
"民主党の非合法かつ非アメリカ的な暗号通貨取り締まり" → これは暗号通貨(クリプト、Web3)界隈のナラティブの影響。
"AIに急進的な左翼思想を押し付けるジョー・バイデン" → ピーター・ティールやイーロン・マスク界隈の言葉使い。
"米国人宇宙飛行士を月に送り、火星に向かわせ" →イーロン・マスクの影響。
全体に、特定派閥のロビー活動が実を結びつつある様子が伝わってくる。もしトランプ政権になったなら、イーロン・マスク界隈やクリプト界隈が大喜びすることは間違いない。