日本の事例をもう少し掘り下げてみる。
Wikipediaによれば、1972年に富士通は最初の漢字ディスプレイF6570を製品化。その仕掛けは「高速回転する文字盤の上の漢字を撮影して表示する」という非常にトリッキーなものだった。
1978年の漢字ディスプレイF6580は、32×32ドットのフォントを格納し、漢字を表示した。漢字フォント供給のためディスク装置を備えた専用の制御装置を用意した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ディスプレイ_(コンピュータ)
中国側の資料は見つからないが、1977年の中国で「コンピュータ画面に漢字を表示すること」のはそうとう凄いことです。
参考まで:
富士通F6570漢字ディスプレイを使用した情報システムに関する論文が見つかった。1977年。
この時代は「漢字を含む情報を表示、印刷する」ことが論文になるテーマでした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/20/4/20_282/_pdf