新しいものを表示

お昼の前に奥さんと少し散歩に行って参ります :blobcattilt2:

横溝正史「華やかな野獣」(角川文庫)を読んだ。

kadokawa.co.jp/product/3221110

臨海荘の大ホールでは、大勢の男女が集うパーティが催されていた。
一夜限りの相手を物色する享楽的な宴が終わろうとした矢先、ベッドルームで死体が発見! 
被害者は美しい女主人で、左の乳房をえぐられていた。ボーイに変装し潜入していた金田一耕助は駆けつけた警官たちと取り調べを開始する。
だが、事件の裏には大規模な麻薬密売が複雑にからんでいて……。
(あらすじから引用)

まぁまぁ面白かった。やはり横溝正史作品でしか摂取できない成分はある。
本書は金田一耕助の東京に上京しての初めての事件で等々力警部との出会いも収録されており、その点良かった。
表題作の「華やかな野獣」は事件の発生から展開がスピーディーで読みやすくはあったが、ヒントが小出しになったタイミングで一気に可もなく不可もなくと言った感じの読み応えに……
事件の様相は少しエログロの模様且つミステリな部分もしっかりとあったので程よく雰囲気に浸れて面白かったです。

 

腹痛にて起床、おはようございます🌞
今日はのんびり読書DAY📖

蝉川タカマル「青春ラリアット‼︎5」(電撃文庫)を読んだ。

dengekibunko.jp/product/lariat

学校統一に燃える転校生ヤンキー。壮大なる勘違いから、月島四天王をぶっ倒して天下を取ると息巻くのだった。なぜか四天王の一人であることに気付かれず、ヤンキーの舎弟とされてしまった宮本。宮本の案内の下、ヤンキー君の四天王へのどうしようもない挑戦が始まるのだが。黒木のプレッシャーに負け、合コンをセッティングすることになった宮本。そのメンバーに月島を加えたことが仇となり、長瀬の逆鱗に触れてしまう。相手をすり替えられ、しまいには乱入した長瀬により、楽しい合コンがサバトと化し!?
(あらすじから引用)

短編集で日常回、この作品らしいバカ系青春が随所に散りばめられていて短編集ながらも各話楽しめて良かったです。
やっぱり長瀬は見た目だけならトップレベルで可愛いなぁ。
ただこれ以降刊行されておらず、実質これが最終巻😭
面白かったし4巻が凄い気になる終わり方をしていたので打ち切りでとても悲しい😭
この寂寥感は何度体感しても慣れない。

 

奥さんにカバー込みで35000円の枕購入して、久々の本屋に行って本を購入し帰宅 :blobcatbook:

オータムフェストに来ております🍂
美味しい🤤

ライトノベルあるあるなのですが、登場人物の文中の髪色の描写と挿絵の髪色が違うと結構モヤモヤしてしまう

どうやらお昼過ぎまで雨が降るようで、まだ全然外出できていない :blobcatcry2:
通雨のようなものだと思っていたけど、結構長めの雨なんだなぁ☔️

おはようございます☀
今日は奥さんとオータムフェストに行き、奥さんの分の高級枕を買いに行きます🍂
全然行けてないから本屋も行けるといいな📕

大山誠一郎「仮面幻双曲」(小学館文庫)を読んだ。

shogakukan.co.jp/books/0940726

戦後間もない昭和22年。私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町に赴く。
依頼主は地元随一の製糸会社を営む占部家の先代社長夫人。専務の武彦が双子の兄である現社長の文彦に恨みを抱き、殺害を目論む。武彦は女子工員の小夜子に恋をしていたが、彼女は町中に中傷の手紙がばらまかれたことを苦に自殺。兄の仕業だと思い込んだ武彦は姿をくらまし、整形手術を受けて双竜町に戻っている。
川宮兄妹の使命は武彦を探し出し文彦の命を守ること。しかし、琵琶湖のほとりに建つ巨大な洋館に招かれ、寝ずの番にあたった矢先、文彦は惨殺されてしまう
(あらすじから一部引用)

まぁまぁ面白かった。
大胆に盲点を突いてくるミスリードなどを応用したトリッキーな作品の印象。所謂解決編までの舞台を整える部分が長く、その割には真犯人の動機などの弱さで中々真に迫らない印象。

このトリックを使用したい為の科学捜査の発展していない戦後間もない時代背景と感じられる部分もあるが、少し時代背景に似合わない描写なども出てきて少しの不自然さを感じた部分もあった。
最終的なトリック部分は論理的で良かったので、少し惜しい作品だなと思う。

 

蝉川タカマル「青春ラリアット‼︎4」(電撃文庫)を読んだ。

dengekibunko.jp/product/lariat

夏休み! だが宮本たちは海の家で勤労に励んでいた。といってもこいつらが真面目に働いて終わりなわけがない。豪華賞品を目当てに海岸のカップル選手権に出場することに。宮本が魔女と恐れる宮本姉が月島とタッグを組むという超展開に波乱は必至! かくして、甘酸っぱい思い出どころか苦い黒歴史になりそうな、波瀾万丈な夏のアバンチュール編!!
(あらすじから引用)

真夏の水着回、この作品らしくバカ騒ぎで青春全開の笑い有りのお話で良かった。正統派で月島×長瀬でくると思ったら、ここで宮本×長瀬の線も伸ばしてくるかぁ〜、分からなくなってきて先が凄い気になります。
月島と宮本の出会いや長瀬と月島の出会いなど、過去のエピソードも明かされてどんどん面白くなってきました。

……凄い面白くなってきて先が気になりますが、次巻が短編集でそれ以降刊行されていない😭
また打ち切りの悲しみを味わってしまうのか……😭

 

文中に「着メロ」とかいう単語出てきて懐かしすぎたから謎のダメージ受けた。
たまに出てきますよね。

内容についてあまり言及できない作品の感想、面白いからオススメしたいけどネタバレもできないみたいな二律背反の気持ちになって、結局長ったらしい言葉を並べるが"面白かった!"に集約されてしまうのが難点 :blobcatfacepalm2:

私は浅倉秋成の作品が好きなので、他には「ノワール・レヴナント」「九度目の十八歳を迎えた君と」辺りも合わせてオススメしたい。

浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」(角川文庫)を読んだ。

kadokawa.co.jp/product/3222100

「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題はディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
(あらすじから一部引用)

とても面白かった。
二転三転する展開にミステリ、サスペンス、ヒューマンドラマ的な要素も多分に含まれた物語。
作者の思惑通りにコロコロと転がされるのが一層気持ち良いくらいには、のめり込んで読んでしまいました。
話題作には話題作たる所以があると改めて沁みますね。内容についてはネタバレ含みそうになるためあまり語れないのが残念、もう読んでくれとしか。映画化予定なのが楽しみだ。

 

お仕事終えて、ゴミ袋買いがてら30分くらい散歩してきました :ablobcatnod:

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。