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weg新作は本人も酷評動画に「賛否両方集めることが嬉しい」みたいな事言ってたけど、強がりでも反発の皮肉でもなければ、以前からの制作の基本的スタンスという以上にこと今作に関して、ミックスやマスタリングなどのある程度客観性を要する制作のパートにおいて「この時代にこんな事やるぅ?あんた正気ぃ?(cv宮村優子)」と言ってくるオルターイーゴとの喧嘩を経て出されたものと思うので、マジで批判見て読んで本人も「そうだよなあ」と言ってると思うから新作を好きになった身としては本人と一緒に批判も引き受けたい気がしている

合わない人は徹底して合わない作りではあるでしょうしね...。

まあ合わないってのもあるんでしょうけど、仮に1曲取り出して聴かせたら好みだって人にも…なんか今年同時多発的に長尺大作がポツポツ出てるものの去年まででこれからそういう作品が増えるぞって予兆はそんなに無かった気がしますし、アルバム全体だとこんなに長いぞっての見せつけられるとウゲエとなっちゃう人がいるかもってのを覚悟してたかなって気がしますね、サウンドの傾向よりパッケージングの問題っていうか

でもそこまでwegの熱心なファンじゃなかった俺にとって今作がグッと来たのはそこなんですよね、「冗長だろ」という批判を絶対にわかっていて、それでもこの形で出さなきゃいけなかったという切迫感、商売も意識しなきゃいけない中でそういう批判を織り込み済みにしていく覚悟。それがなんか力を与えてますよ今作は

本当その通りだと思います。いわゆるメディア向けの先行音源配布を一切やらなかったのもとにかく体験の鮮度を保ちたかったからでしょうし。

レーベルのオーナーでありながらも、ここでなんなら一生に一度レベルのアーティストとしてのエゴを出すべき場面だと踏んだ感じがありますね

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