強メンタルな人は、すごいなとは思うが、そうなりたくはないかな……。
今年はあまり映画は観なかったな……。なぜだろう……と考えると、去年の年齢制限のある映画にちょっとげんなりしたせいかもしれない……。「エロ・グロ・バイオレンスはもうええねん……」みたいな気持ちを引きずったのだろう……。
ポン酢で鶏つみれ鍋食べてるけどめちゃくちゃ美味しい!TLで聞いたことのあるポン酢はお高くて手が出なかったけど、これもだいぶ美味しい!
聖護院かぶらのもみじおろしぽん酢
https://www.somi.co.jp/product/vinegar/momizioroshi-ponzu/
今晩は鮭とごぼうの炊き込みごはん、白菜の甘酢かにたま、ノルベシア。
本日の主役は「鮭とごぼうの炊き込みごはん」!よしながふみ『きのう何食べた?』第一巻第一話は伊達じゃなく、本当に美味しい……。鮭が美味しい!ごぼうが美味しい!舞茸が美味しい!昆布が美味しい!!
この辺のレシピは何もかも「適量」となっていますが、吸物よりちょっと鹹味を濃く、一緒に炊いた昆布を最後に刻み入れ、煎り胡麻をじゃじゃっとたっぷりいれたら、っっん、ん、うまいっっ!何度もリピする美味しさです!!
白菜のかにたまは気に入って、リピート。九鬼『一番搾り 純正胡麻油』が活きる、優しい味。
今晩はノルベジアで〆。お酒は「石鎚 グリーンラベル」。本当にどこにも引っかからない、食事と合う酒です……。
実際の老人介護施設では、レクレーションを楽しみにしている利用者は意外と多いんですよね……。レクレーション技術も向上していて、「子どもだまし」というのは、ちょっと……。
うーん……。
上野千鶴子さん「若い世代は親の介護から学ぶことが大事」 自分の老後前に備えるべきこと | 概要 | AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/articles/-/244007?page=1
中村和弘『荊棘』(おどろ)読了。
素晴らしかった!!
この世の非情さが土臭く現れるような、それでいて、ささやかな美が僅かに挟まれるような、読み甲斐のある句集でした。
液晶の画面に透きて春の蠅 中村和弘
青柿に額打たれて水汲めり
熱帯の花粉にまみれ涅槃仏
雪壁にあまた突き出て葡萄の枝
荒磯に骨正月の貝を剥ぐ
太陽に枝分かれして蛇の舌
新米の夢の中まで吹きこぼれ
一本の櫂に集まり夜光虫
天体は棺のごとし花吹雪く
掌の現れて菊人形の髪を梳く
伝統宗教
浄土真宗は鷹揚なイメージがあるかもしれないが、私の母はやや原理主義者ぽかった。
印象に残る出来事がある。
小5だっただろうか、12月、道徳の教科書に下記リンクの「サンタクロースはいるんだ」が載っていて、こともあろうかこんな宗教的にセンシティブなものの感想を書いてくる宿題が出た(「良い子にはサンタクロースがくる」という言説を「良い臣民には」とスライドできそうなので選ばれた記事だろう)(「愛」や「思いやり」は普遍性があるかもしれないがが、「サンタクロース」は特定の宗教のものです)
私は母に「サンタクロースはなぜうちに来ないのか」と聞いた。もう、そしたら嵐で号泣で「なぜそんなことを……」って、手がつけられなかった……。
私は「うちにはサンタクロースはこないが、みんなの心のなかにサンタクロースはくると思います」と書いて宿題を出した。
要る労力だったと思いますか?教科書なのに宗教観が雑すぎるねん(なお、DV父は飲み屋でクリスマスケーキやヴァレンタインケーキを貰って喜ぶタイプだった。母の号泣の原因はそういうところにもあったかもしれない)
私は、浄土真宗という伝統宗教ではあれど「宗教のうちの子/宗教n世」として育ったので、「普通のクリスマス」というのにちょっと憧れがあるんですよね……。宗教色のないクリスマスでただただHappyみたいな感じ。
もともと冬至のお祝いだしね。
「一陽来復」。
それでいいんですよ……。
俳人・岡田一実。俳句とか考えごととか。美味しかった話とか、読んだ本の記録とか、香水(主に量り売り)とか、旅のこととかいろいろ揺らぎつつ。幻聴があり、人生はだいたい徐行。リブ返しはちょっと苦手。体調によっては返せません。
HAIKU,for its own sake. she/they
句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024)。単著に『篠原梵の百句』(2024)。