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そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘
books.rakuten.co.jp/rk/e7e3fe2

危険な誤用は「軽率」あたりかな。あれは要注意。軽率とは軽はずみな言動を指すので、例えば「軽率にコメントしてくれると嬉しいです」なんて書いたら「フォロー外から失礼してクソリプを送り付ける」ことも歓迎する意味になってしまう。よく考えずにコメントするという行為を希望するのは危ない。

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ある翻訳小説を読んでいたら「(現在の状況)を鑑みて」という文章があった。この誤用はよく見かけるが、翻訳家でも間違えることがあるのか。鑑みるとは先例に照らし合わせて考えることを意味するので、正確には「(過去の例)に鑑みて」という書き方をする。けれども問題を起こす類ではないから日常会話では特に問題ないと思う。

Twitterでも宣伝しました。今後20回分たまってから更新するか、随時追加するか、その点はこれから考えましょう。
twitter.com/100KUTO/status/135

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【お知らせ】
これまでのブックツリー掲載記事(20回分)をまとめました。noteのプロフィール及びリストにもリンクを張っておりますが、わかりやすいよう新たにマガジンを作成しました。

note.com/komugiteki/n/n94a5bc3

すまない。興奮するあまり連投してしまった。可愛い子は力をくれる。

でも、衝撃的なのは好きな艦娘だらけの南方作戦組でもっとも推しているPerthさんに実装されたことで、狂喜乱舞しながら運営さんと草田草太さんに圧倒的感謝の舞いを捧げている。可愛すぎるでしょう。ここまでチョコ作りに情熱を注いでおいて「深い意味はありません」とか説得力なさすぎるよPerthさん。

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Maestrale級姉妹は一斉にチョコを持参し、Johnstonさんはお洒落な服装で肉薄し、ここにはいないけれども明石さんは謎の作業を開始する。賑やかな光景にα波がとまらない。

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「能代改二」実装記念と称して、バレンタインmode実装艦たちと撮影会を強行するなど。露出度が減ってもわかる胸部装甲の厚さはさすが最新鋭軽巡。性能面も4スロットになったので、今後活躍する場面は増えると思う。でも阿賀野型の改二実装は矢矧さんから始まると予想していたから意外だった。

節分の豆で四式重爆撃機 飛龍及び銀河を入手。豆と陸上攻撃機を交換するというのも凄い話だ。
一機目の飛龍はMAXまで改修したけれど四式重爆 飛龍(熟練)が改修不可なので、当面はこのまま運用する。持てあましていた一式陸攻を利用して二機目の飛龍も改修MAXにする予定。ちなみに一式陸攻に変換できる九六式陸攻は空母旗艦の240/260/10/250で開発可能。

読書備忘録『飢餓同盟』 

*新潮文庫(2006)
*安部公房(著)
安部公房の小説は非常に凝縮されている。前衛芸術家としての奇抜な発想と構成の賜物なのはわかるものの、具体的にその奇抜さを説明するのは案外難しい。理想郷を実現するため誕生した「飢餓同盟」の顛末を物語る本作品も例外ではない。飢餓同盟は尻尾の生えている花井の発案で結成された秘密結社で、工場の主任である花井を盟主に、紙芝居屋の矢根、診療所長の森といった人物たちをメンバーにしている。もっとも花井は工場主に怨恨を抱いており、矢根は宣伝部員に採用されたのに子供相手に紙芝居をやらされており、森は診療所に転勤するも有力者が診療所設置に反対したため飼い殺し状態である。この中に絶望のあまり帰省して自殺をはかる織木も混ざり同盟は混沌としていく。けれども付け焼き刃の同盟の行く末が順風満帆であるはずもなく、彼らは約束されたも同然の結末に向かって突き進むのであった。革命思想と狂気を境界線で揺さぶる表現力は見事の一言。町の政治経済を司る支配者が権勢を振るい、支配者の下で秩序が生まれていき、秩序に溶け込めない人間が孤立する。飢餓同盟とは孤立者の集団なのだ。

そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘
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【お知らせ】
noteの読書備忘録を更新しました。推薦図書を10冊紹介する小さな書評集。30回目は『幻獣辞典からマリーナの三十番目の恋』と題して、各書籍500字程度の推薦文を添えてお送りします。

note.com/komugiteki/n/ncb9c84d

読書備忘録『旅路の果て』 

*白水Uブックス(1984)
*ジョン・バース(著)
*志村正雄(訳)
ポストモダン文学の定義を決めるのは難しい。近代主義からの脱却を目指す思想運動を基礎に、不条理劇を演じることもあるし、社会問題に迫ることもある。強いて小説技法に注目すると、思想も文化も言語も文学的実践の装置に換えることで、物語のパッチワークをおこなう節がある。開拓者の一人であるジョン・バースは第二作目『旅路の果て』で、再生復帰院という施設で治療を受けている精神疾患者ジェイコブ・ホーナーに致命的な失態を演じさせることにより、合理主義的な生き方の失敗例を描きだしている。自我が欠落しているため頻繁に空虚に陥るジェイコブ。彼は担当医師が提唱する「神話療法」を実践し、他者の自我(仮面)を借用するという方法で自己表現の道を模索する。しかし英語の規範文法教師を務めるものの、不適切な仮面ばかり付けるせいでたびたび悶着を起こすのであった。やがて教員仲間のジョーゼフと知り合い、彼の妻レニーの手ほどきで乗馬の練習を始めるジェイコブはみずから悲劇の火蓋を切ることになる。その先に待ち構えているのはやはり空虚である。

日本翻訳大賞の推薦作品リストが更新されて、私の推薦文も掲載されました。天を仰いだり、鏡に語りかけたりと懊悩した末、カブレラ・インファンテ『気まぐれニンフ』(水声社/山辺弦=訳)に決めました。少しスクロールすると出てきます。

besttranslationaward.wordpress

そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘
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くだんの記事の問題点は、批判対象が三点リーダを使わなくても成立する「はっきりしない物言い」なのに筆者が三点リーダに原因を求めているところで、自分で自分の首を絞めている節がある。

日本翻訳大賞の推薦作品リストが更新されて、私の推薦文も掲載されました。天を仰いだり、鏡に語りかけたりと懊悩した末、カブレラ・インファンテ『気まぐれニンフ』(水声社/山辺弦=訳)に決めました。少しスクロールすると出てきます。

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